水に描かれた点描画


（１００）吉祥寺百景	（１３４）翳りゆく秋の弱ろ陽が斜めなす午後	（１６７）本物の偽物と偽物の本物について
（１０１）吉祥寺を歩き回る彼	（１３５）土曜の午後、吉祥寺	（１６８）想像の中の想像…現実の逆照射
（１０２）売春について考える彼	（１３６）最強者は戦わない・identityの幻	（１６９）狂風に吹かれた夕焼けの荘厳さ
（１０３）吉祥寺の晩秋の氷雨	（１３７）天門の前の釈尊・冬木立ちの中で	（１７０）全人類愛に満ち満ちた完璧なエゴイスト
（１０４）吉祥寺でも時は過ぎ行く	（１３８）法則のカ線に添って生命を輝かす	（１７１）いつもの見知らぬ交差点を曲がり
（１０５）まんが描きとしての吉祥寺	（１３９）神は感謝せしめる心動中に在る	（１７２）未来なる今から過去なる今を見る視座
（１０６）記憶の中の美しき風景	（１４０）驚きと畏敬の目でただ眺めること	（１７３）総てに対する愛が狂気を食いとめる
（１０７）多忙者・純文学・目覚まし時計	（１４１）絶望の時代に新しい飛躍が起こる	（１７４）睡眠と覚醒を貫いた自己タイマー
（１０８）そうするしかなかった彼	（１４２）　滑　ら　か　な　風　景　２－１	（１７５）風は花裏より過ぎ来たりて香ばし
（１０９）愚か者としての幸せな彼	（１４３）　滑　ら　か　な　風　景　２－２	（１７６）能動的断眠による意識変容
（１１０）絶望感・街角の３人・冷や汗	（１４４）滑　ら　か　な　風　景　３－１	（１７７）｢それ｣も｢彼｣も｢君」もみな『私』
（１１１）見物人のいない街角の見世物	（１４５）滑　ら　か　な　風　景　３－２	（１７８）別れ道右も左も秋のタ暮れ
（１１２）ゆるやかな共犯意識の笑顔	（１４６）猫の頭ははんばあがあ	（１７９）ＩＮＮＯＣＥＮＴＯＦＢＥＡＵＴＹ
（１１３）花摘む春の昼下がり	（１４７）人形の腹を割りたかった少年	（１８０）無知から未知への構の何と深く暗い事か
（１１４）未知との遭遇・過去の仔猫	（１４８）いかなる世界観にも全面依存しないこと	（１８１）黄葉が舞い落ちては音も無く積もる
（１１５）気の狂うほどの満月の出る地	（１４９）無意味の海から意味の島への再上陸	（１８２）遠い回り道のバスの中の小事件
（１１６）記憶だけがいつまでも残る	（１５０）感じ、感じ、感じ…夢は言語以前だ	（１８３）ダンスとダンサーとをどう見分けるか
（１１７）公園を歩きながら思い巡らせば	（１５１）あの光、あの雨雫、あの空気の匂い	（１８４）象徴を用いる者の自由度と象徴錯誤
（１１８）友人の語った少し風変わりな話	（１５２）一瞬先は闇か、はたまた光の真っただ中か	（１８５）枯れ木立ちの枝間に懸かる下弦の月
（１１９）惑星軌道上から地球を見た記憶	（１５３）人間は無意味が自らを反転させた存在	（１８６）これは一体何が起こっているのだ
（１２０）強き自己決定は自己催眠である	（１５４）賢者は人相の上に微分と積分の目を注ぐ	（１８７）あの猫の死は失恋に似ている
（１２１）穢れなき花嫁の斜めなす影法師	（１５５）認識する喜び、認識できない喜び	（１８８）地球は一つの明珠である
（１２２）裸の王さまは裸でも王さまである	（１５６）子供にはその望むもの全てを与えよ	（１８９）Yes!Yes!Yes!Yes!Yes!………
（１２３）猫の目は神の光を持っている	（１５７）予兆とはシンク口二シティだ	（１９０）猫のなきがらは庭先の土の中に
（１２４）意志は運命の抵抗により試される	（１５８）手の内にはがらくただけが残った	（１９１）答は常に予想外で問う者を黙らせる
（１２５）幽体離脱、羞恥心、カルガモと浮浪者	（１５９）無限の無限累乗である無意味そのもの	（１９２）同じ物を同じ様に見ても同じ様には見えない
（１２６）肉体は未来へ向かい精神は過去に向かう	（１６０）他人へのおせっかいの自由もある	（１９３）自然とは彼が愛しているもの全てである
（１２７）論理学者の大脳の古い灰白質	（１６１）あの痴呆的とも言える楽観的人生態度	（１９４）時間とは永遠に今この瞬間しかない
（１２８）例えば宇宙人は実在するか否か	（１６２）あらゆる会話はメタロ―グである	（１９５）表現とはパラドキシカルな道標である
（１２９）因も果も無いところから因と果が生まれた	（１６３）通常意識の限界帯域をさまよって	（１９６）雨の中の噴水と水鳥の美しさ
（１３０）　滑　ら　か　な　風　景	（１６４）常に死をうなじの後に感じること	（１９７）未知の次元への相転移としての新生
（１３１）鏡の中を覗き込んだ神は	（１６５）私は常に私のメタになりたい	（１９８）愛は全て幻だという観念の幻
（１３２）あらゆるデータを含む地図	（１６６）最も正確な表現は無表現である	（１９９）深刻になるとは思考のブラックホール化だ
（１３３）異次元突入の機械を稼動させたら
dot
（dot-０１）騙す者はその騙す心に騙される	（dot-０２）神を冒涜する言葉は神を冒涜しない	（dot-０３）深刻になるとは思考のブラックールだ
（dot-０４）差異に沿い慈悲は流れる	（dot-０５）記憶とは一種の自己催眠である

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