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＜１２＞ディスコミュニケーション　19910412

◆朝５時起き、６時の電車に乗り、７時から武蔵砂川でバイト。ジャイアンツの吉村にちょっと似た人の運転で引越し業。２時前には終わり、昼もお客に天重を御馳走になり、お祝儀も千円頂いたのだが、今日はとても疲れた。共に働く人とのコミュニケーションが上手くできないのだ。もう―人の人とドライバーとの会話を聞いてもその内容がさっぱり分からない。人との間が外国人との間以上に速く感じた、あの心元なさ。

◆自分を元気付けて頑張れ。自分が無視されたり軽蔑されている訳では決してないのだ。またもや問題は自分の内に発見された。喜べよ。関係は改善される事ができる。人間はどんな状況にも馴れる事ができる。それは素晴らしい能カだ。

＜１３＞私の知る君への愛　19910423

私の知る君は君についての私の知り方だ

私の知る君は君の総体ではない
私の知る私も私の総体ではない

君は私だ
私は君だ

それでも僕が君のすべてを愛するという時
君の愚かさ拙さ醜さをも受容するという事
そんな過程で僕が君に殺されるとしたなら
僕の存在が消滅するはめになるとしたなら
‥それはそれとして受容しますよという事

僕がもしその時そうなれたなら
弱肉強食の弱者と呼ばれるもの達の愛を知るだろう
己が身の全存在を相手の為に与える慈愛
兎の虎に対する愛
小魚の大魚に対する愛
母の子に対する愛
それはただの自然で愛とは呼ばない？
語義に拘わるだけの日々は終わった
自然には愛が溢れ流れている
気づいていて…充分気づいていて、しかもすべてを受容する事