■１■５時57分の地下鉄鶴舞線犬山行に乗り、６時19分に上小山田で降りる。今日はここから新川沿いを川下に向かう。去年１度歩いた道筋だが、今回は全て対岸を歩くのだ。駅から川岸まで出るのに迷って、ちょうど日の出時間の６時30分に歩行スタート。西岸の整備は橋桁下付近だけでいきなり道が消えた。
■２■新川は江戸時代に庄内川の洪水対策として作られた人工河川なのでかなり真直ぐなのだが、東岸と違ってこの辺りの西岸の足下は草々が絡み合い、頭上は木の枝が伸び放題で行く手を阻む。堤防の上は歩道なき車道を朝の通勤車が飛ばし放題で怖くて歩けない。難儀したが取り敢えず堤を越えて住宅地へ。
■３■新川大橋を越えると黄緑色の人道橋があった。橋の銘板があわら橋だったのに、対岸に渡るとこも原橋だった。確認のため再往復したが間違いない。
地図をよく見るとこの辺りは清須市あわら町と名古屋市西区こも原町の境目が新川で、橋が２者を繋いでいる。しかし１つの橋に２つの名前はありなのか？
■４■この辺りから新川の両岸の遊歩道がしっかり整備されていて、一部の中学生や高校生の通学路にもなっているようだ。空が綺麗だ。名鉄本線と新川大橋をくぐり、東海道本線と新幹線を抜けると清須市役所があった。今年は夏が長く秋が短かったからか、背の低いセイタカアワダチソウ群をよく見かける。
■５■前回と道筋がカブらないよう新川橋を渡り西岸に。温泉好きにとってはランドマークである太閤天然温泉湯吉郎が見えてくると、やがて右手から五条川が近づいてきて合流するのだが、その船の舳先のような先端部分は清須市営の墓地だった。川もＹ字路形は好きなので、切っ先まで行って確認してきた。
■６■少し戻って御鷹野橋を渡るとしばしあま市を通り、下萱津橋と豊公橋を渡って名古屋市中村区に戻って来た。豊公橋は長い。三百数十メートルほどあるのではないか。橋の上から名古屋側の岸辺を見ると、あの人が入り込むのを拒絶するように錯綜する竹林ジャングルが切り開かれて平地に整備中だった。
■７■地下鉄中村公園駅まではあと約1.5kmだが、途中に中村公園があるので立ち寄った。豊臣秀吉の生誕地に創建された豊国神社、加藤清正が出陣時に必勝祈願をした八幡社、初代中村勘三郎生誕記念碑、名古屋競輪場その他が集まるワンダーランドだ。毎日落ち葉を掃き集める人たち。健康散歩する人たち。
■８■500?ほどある豊国参道を下り､24?以上ある大鳥居をくぐり、中村公園駅から地下鉄に乗る。東山線はいつも混んでいる印象があるが、そもそも車両が小ぶりなんだよね。今日も名古屋駅でどっと乗ってきて、丸の内と栄でごそっ降りてた。昼間の歩行は見るものが沢山あり過ぎて、慣れないと疲れるな。
20251118
Tuesday
|