46010

■１■今日も昼過ぎで気温は４℃、体感温度は２℃だ。全国的にこの冬一番の寒気到来らしいが、積雪が大変な地方の方々、願わくば心根健やかにお過ごしください。さて今日は昨日とよく似たルートで、桜通線で野並まで行き、県道59号線を北東進し、途中から天白川に沿って鶴舞線の原駅まで歩こうと思う。

■２■野並駅からの56号線は途中まで右側が相生山緑地で片側だけの街並みが続く。やがて左側に天白川の堤が見えたので、左折して川沿いを歩く。すると昨日歩いた国道221号線が川を跨ぐ新島田橋に突き当たった。この橋は両端とも遥か先まで渡る信号がない。昨日と同じように橋の下をくぐって先に進んだ。

■３■そして昨日と同じ河畔の公園を進んで、植田川と天白川の合流地点に出た。もうこの際なので、昨日５芒星12面体を撮影した石の上に、同じように５重回転対称性の小星形12面体(星の種)を置いて撮影する。そう遠からぬ内に、この２種類の５重対称性立体を１つに合体する作業をすることになるだろう。

■４■「綿棒多面体そのものを神聖幾何学などと有難がり崇めるのは愚の骨頂だ。そこに自身の内と外、見えるものと見えないものを重ね見ることができる我々の視座こそが神聖で尊いのだ」と、誰もいないのを良いことに敢えて強い口調で言ってみる。立ち止まっていると寒いので取り敢えず再び歩き始める。

■５■綿棒多面体の小星形12面体を｢星の種｣と呼び、５芒星12面体を｢星の籠｣と呼ぶ。現れる５芒星の形状から｢星の｣と名付け、５重回転対称性立体の中心に据えるので｢種｣と称し、さらにそれを内に収納できるので｢籠｣と名付けている。合流点をさらに右に遡るとすぐに黄緑色の綺麗な人道橋の寄鷺橋がある。

■６■天白川が逆流して川上に水が流れているように見える。河口から海水が逆流する感潮区域がこんなところまで及んでいる？と思ったが、強風で水面が上流方向に激しく波立ち続けているようだ。よく見ると岸辺の草木は狂ったように踊っている。風と同じ方向に歩いていたので強烈な風に気づかなかった。

■７■空を見上げると、どんよりした雪国のような空が、いつの間にか雲が流されて青空になっている。気温も７℃、体感も４℃になっている。植田川との合流点より更に川上に進むと、天白川は少しコンパクトになり綺麗に整備されている。ただし両堤はパイプの柵で囲われて川岸に入れないのは少し残念だ。

■８■県道65号線が跨ぐ天白橋を過ぎると、少し入った所に原駅がある。今日も原駅の洗面所で着替えたのだが、この駅は便座が温かいことに気が付いた。冷たいままのところもあるのに、いいサービスだ。自主禁足日が多かった１月以降食事の量を減らしていたので、今日は久しぶりにかなり空腹感を覚えた。

20250208 Saturday