■１■今日は昼過ぎたところで気温は５℃、体感温度は２℃だが天気はすこぶる良い。明日からは名古屋でも雪が降る予報らしいがどうなることやら。今日の１つのテーマは、近々の時速4.8kmの歩行速度限界をどうにか超えることだ。それによりようやく、去年歩き始めた頃の速度に並ぶことができるのである。
■２■今日は桜通線で新瑞橋まで行き、そこから県道221号線を辿って鶴舞線の塩釜口まで歩くことにした。この道沿いはよくある普通の街並みなのだが、奇妙な形のパチンコ屋があった。まあパチンコ屋とラブホテルが特異な外観を持つのは驚かないが、その先にあった丸太装飾の焼き肉屋には少しだけ驚いた。
■３■県道221号線は塩釜口の手前で右折して天白川をまたぐのだが、街中をただ歩くのはやはり退屈なので、その新島田橋から川に沿って北上することにした。部分的とはいえ、去年塩釜口から天白川沿いに下流まで歩いた道筋を逆に辿ることになった。晩秋の河畔も良かったが、冬ざれた川岸もまた清々しい。
■４■風も強いしここまでは街中だったので、晒すことができなかった綿棒多面体を２つ、植田川と天白川の合流地点近くで石の上に置いて撮影する。５芒星12面体の５重対称性とは、単に１つの回転軸に対して５回対称性を有するだけでなく、３次元で正６面体が５つ空間、対称的に相貫結合する形状なのだ。
■５■最近はよく綿棒で様々なパターンを示す５芒星12面体を作っている。そもそも１面が正５角形であることを１点飛ばしの５芒星で面形を表現する形、正12面体が１＋５の６面の鉢形２つとしても見て取れる形、正６面体が５つ絶妙に自己相貫している形などだが、ほとんど誰もこの形状を凝視していない。
■６■以前も書いたのだが、時速4.564kmほどで地球上を一直線で歩き続ければ、１年で地球を１周することができる。もちろん実際不眠不休のまま歩き続けることもできないし、海の上は歩けない。しかし人間の歩行速度と地球の空間的な大きさ、及び時間的な１年の関係はそのようにできていると捉えている。
(※)地球周長は40000kmであり、１年365.2422日で割ると109.516…kmで(正４面体の２面角に近似)、これを24で割ると時速4.563ほどになる。
■７■植田橋の手前で、天白川の支流である植田川と別れを告げて塩釜口駅に向かう。スマホの万歩計アプリを見ると時速５kmとなっていた。やった！これで１日に２時間ちょっとは眠ることができる計算になった。１日に８時間眠るためには時速6.85km程が必要だ。実は去年目指していたのはこの速度なのだ。
■８■若者や日々ランニンクをしている人は普通に達成できる能力ではあろうが、爺体に自己ブースト掛けるために頑張っている次第。ゆっくり家に戻ってアプリを見直したら、今日の歩行速度が時速4.9kmに戻っていた。しまった、塩釜口駅で安心したのがここに出た。ぐわ〜っ、内なる兎と亀の共倒れかよっ。
20250205
Wednesday
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