■１■ここのところずっと寒かったのだが、今日は少しだけ温かい。久しぶりに地下鉄に乗って名古屋駅に出て見た。昨日までは左膝に力が入らず、階段を１段ずつ昇っていたのだが、今日は両足で１段ずつ登れるようになった。左膝の麻痺が日々薄れて行き、それに伴い膝の曲がる角度も少しずつ増えてきた。
■２■体が本調子に戻るまでずっとただ大人しくしているよりも、少しずつ動いてその軋みや痺れを意識的に体感してみよう。まだ階段を下りる時は膝が突っ張る感じで滑らかには降りれない。無理せずしかも適度な負荷をという相矛盾するミッションだ。昼下がりの名古屋駅は正月三が日以来だが空いていた。
■３■歳を取ると様々な判断が遅くなる。経験から１つ１つに様々なケースを想定してその可能性やデメリットを考えるので、どうしても物理的にも時間を要する。条件反射的でないその時その時の選択も重要だし、量的思考も大事だが、質的直観も重要になる。隨縁真如の知がなくなると老害的耄碌に堕する。
■４■太閤口から外に出てタクシー乗り場周辺を歩いたら、今日始めて見る喫煙所があった。ひょっとしてずっと前らあったのだろうか。ネットでその他にも駅付近にどれだけあるのか検索してみた。最初に｢20歳以上で喫煙するか｣と問われたので｢No！｣と答えたら回線を切られてしまった。まあ別にいいけど。
■５■高校時代にサッカー部の先輩が煙草を吸った後の練習で真っ青で死にそうな顔で走っているのを見て、スポーツマンには無理と思った。大学に入って｢親の金を煙にはできない｣と言う友人のフレーズが腑に落ちたし、金欠でも煙草を吸いたくてシケモクを拾ってまで吸う姿を自分には重ねずに現在に至る。
■６■相変わらず旅行者は大きなキャリーバッグを転がして移動しているが、街の道路や駅舎の床が非常に滑らかだからできることだ。そしてそこを人々は滑らかに歩いている。立ち止まって人々を眺めてみる。だがこれが人間全てではない。なかなか外に出られない体の不自由な人や心を病んでいる人もいる。
■７■地下鉄丸の内駅には桜通線と鶴舞線が走っているが、２線は直接は接していない。しかし丸の内には特別な連絡線路があり、そこを通って桜通線の車両も鶴舞線終点赤池駅の先にある車両整備工場まで行き、点検整備しているらしい。桜通線車両が鶴舞線に走っていた記憶は、夢や見間違いではなかった。
■８■ＨＰに新しいzoneを加えた時、思い返せば"PROJECT
METATRON"という名前で四半世紀このＨＰを続けている事に改めて気が付いた。2000年になって、ＢＯＢがネット上にヌースアカデメイアというものを立ち上げたのだが、そのすぐ後に当方もそれまでの原稿をまとめるところから始めて、25年が過ぎた｡
20250120
Monday
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