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■１■気温２℃、体感０℃。今日は９～11時が晴れ以外曇り。鶴舞線も８時台は混んでいたが、上前津で座れた。通勤客は伏見でググっと減り、丸の内でほぼ降りる。今日はこの先、庄内通で降りて庄内川橋まで歩く。以前は川下の豊公橋から清須市側の川岸を遡ったので、今日は対岸の名古屋市側を下り行く。

■２■９時、庄内川橋のたもとに到着。川面は見えないが、丁寧に刈り取られた河川敷は膝に優しい。この流域全体のススキや萱や蒲や萩その他の伸びきった雑草を、毎年刈込み整備するのは大変な作業だろう。林を抜ける道があったので降りてみると、雨が降ったらすぐに水没するであろう広い河原があった。

■３■いい感じでトンボ橋をくぐり、さらに名鉄犬山線を越えたところで川岸の車道が工事中だった。交通誘導中の作業員に聞いたら、そもそもこちら岸のこの辺りは車道専用路で人間の遊歩道はないらしい。戻っても名鉄の線路を跨ぎ通るのは禁止なので、車道を横切り急な斜面を登って堤防上に辿り着いた。

■４■地図にはその先にも遊歩道らしきものがあるのだが、川の左右の市で歩道や車道の扱いが異なる気がする。河畔の林で先が覚束ない。仕方ないので枇杷島橋を清須市側に渡って先に進むことにした。それにしてもこの架橋を渡る名鉄の列車数は多いな。もちろんその先の新幹線とＪＲ東海道線も多いけど。

■５■清州側には堤防の上に巾５ｍはあるコンクリートの歩道がずっと続いている。また川に続く斜面もかなり緩やかだ。そして河川敷もかなり広く、林の向こうに川があると知らなければ、広い野原に見える。堤から見るその先は田んぼこそないけれど、畑だらけで河川敷なのに村が幾つもあるような景色だ。

■６■そしてついに｢湯のや天然温泉湯吉郎｣が見えてくる。これまでに２度スルーしたこの温泉施設だが、今日は最近蓄積している疲れを癒すためにここに入ることに決めていた。10時40分から２時間程。空の雲を露天の湯船からぼーっと眺めたのはいつぶりだろう。その間に雲は空全体に広がってしまったが。

■７■毎日が特別なのは当たり前なんだけれど、それでも自ら今日という日を特別にしようと試みるのは悪いことではない。湯船の中にもＴＶがあり、昨日つい頭を見てしまったので最後まで見たＭ－１グランプリで２連覇した令和ロマンが出ていた。久しぶりに湯上りのスポーツ新聞を見た。色褪せて久しい。

■８■久しぶりの温泉で蘇生した後、豊公橋を渡り外堀通りを２kmほど歩き、東山線本陣から地下鉄に乗り家路につく。今日は地下鉄に限らず階段は、駆け上がる意識で１段ずつ上ると、歩いて登る時より疲れないという事実に気付いた。抗重力筋的でなく共重力筋的な体の使い方なのではないか？明日に続く。

20241223 Monday