METATRONIC METALOGUE 16

 

080 抗重力筋でなく共重力筋としての大腿四頭筋

■1■気が付けば年の瀬だ。昨日は真っ暗だったので今日は時間をずらし、午前8時スタート。雲間から朝日が射す。6℃、体感4℃。昨日から鼻水が出る。風邪か?頭痛も腹痛もないので、無理をしないよう気を付けて走ろう。今日はゆっくりでも走り続ける方を意識しつつ。…て、あれ、筋肉が痛くないか?

■2■まだ通勤通学の時間帯なので裏道、裏道を進む。地下鉄鶴舞線で1つ隣りに川名公園がある。ここの芝生や土の上を走るのはアスファルトより心地よい。老人達が沢山いるので何かと思ったら、ちょっとしたゲートボール大会があるようだ。何かお年寄りたちが生き生きしている。いや自分も爺だけどね。

■3■川名公園の最外縁の芝生の上を一回りする。あれ、この時期に桜が咲いている。この木々は確か春も咲いていたはず。いわゆる「寒桜」と言う奴かと思ったが、「冬桜」というやつだこれは。前者は淡紅色で早咲きの品種で10月?12月頃に咲くけれと、後者は白く1年の11〜12月と4月に二度咲く品種だっだ。

■4■この公園の一角に小さな林があるのだが、個人的には好きな場所だ。枯葉の中で何十年かぶりにサッカーのフェイントの練習をして無駄に疲れる。そんな自分は結構嫌いではない。その林のあるコーナーで山王通は終るが、更にその先に進むと、やがて南山大学の縁に出て、学生がぞろぞろ登校してくる。

■5■更に進むと日本赤十字社の病院があり、ああここは地下鉄名城線の八事日赤駅の知覚なんだと分る。そこで下車した学生たちが大挙して南山大学に向っている。「しまったランナーはこんな場所に来ない」と思ったが既に遅く、その他通勤の人達も沢山いる十字路から慌てて杁中方面に走り下ることにした。

■6■山崎川は千種区の平和公園内にある猫ヶ洞池に源を発し、大島町付近までは一部を除いて暗渠化されている。この界隈では熱田台地と八事丘陵を隔てるように流れており、東側はやたらと坂が多く道も曲り道ばかりなので、走っていると方向感覚が定まらず面白い。坂の登りと下りは別の走りで凌ぎ切る。

■7■走りながら1歩ずつ1,2,3,4,5,6,7,8とカウントするのと、左右セットで1,2,3,4と数えるのとではペースが異なる。3と4のベクトル平衡体で止まる人もいるけれど、5と6のバッキーボールや16面体ですらその先がある。7→8で縄、7←8で花。殺(5・6)試合と花(8・7)し愛などと妄想しながら帰宅した。

■8■あれ、太ももの表側の筋肉が痛い。今日はここをよく使った。歩き走り立ちしゃがむ時、膝関節を伸ばす筋肉。大腿四頭筋だな。大腿直筋・内側広筋・外側広筋・中間広筋とあるようだが、名前を覚えなくても自分で「ああここの筋肉」と分かれば良い。激痛とか疲弊ではないので、ここが強くなる未来に行く。

20241218 Wednesday

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