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■１■今日は早く目覚めたので、色々準備してからの午前４時55分、塩付け通りを道なりに南進開始。早朝走行２日目だ。夜間歩行開始から127日目だが､一回りして初期状態に戻った感がある。かつては<歩く-早足-歩く-早足>だったのが､今は<走る-歩く-走る-歩く>になっている。少しだけ早く、そして寒い。

■２■４℃体感では２℃だが、充分準備運動をしてから出たので特に問題はない。ただし昼間に慣れたので未明の道は暗く、そして昨日より１時間早いので人がいない。明るい月がまだ空に居た。昨夜からの十六夜だ。バタバタと走るランニングの人がいるが、極力設置が滑らかになるよう心掛けて走り、歩く。

■３■一昨日までの昼の水際歩行が余りにも光に満ちていたので、風景や歴史や地理を味わい噛み締めるためにゆっくり歩行になり、撮影のため行きつ戻りつもしていたので、移動交通時間も含めると３～４時間もかかっていたが、未明走行だと外出は１時間＋で済む。ただし未明の闇にまだ慣れ直していない。

■４■歩行から走行に移行しつつあるとは言え、毎日早朝に動き出す方が性に合っている。高校生の頃通学時の混雑が嫌で、よく１時間早く家を出ていたことを思い出した。放課後はサッカー部の練習があるので、無人の教室で勉強してた。父も通勤ラッシュを避けて６時頃家を出ていた。性格は似てたのかも。

■５■走ると当然ながら体温が上がり暑くなる。１枚脱いで腰に巻く。今日はバックパックを背負ってはいない。手にスマホ１台だけ。瑞穂ラグビー場横の山崎川をまたぐ山下橋を渡り、弥富通の手前でハーフタイムとなった。新瑞橋方向を見るが、まだ暗い。地下鉄もまだ動いていない。そのまま復路に着く。

■６■腹筋と背筋が足りない自覚がある。ストライドを変えたり、腰を少し落としたり、つま先で路面を意識的に蹴ったりして、色々な走りの形の好みと疲労感を探る。歩道は不規則なアップダウンがあって車道より走り難い。車道は楽だがそれはそれで不自然でもある。不可と疲れの凌ぎ合いを裁定する誰か。

■７■壁に映った枯れ枝の影が都会の童話世界のようだ。さすがに最後まで暗い世界だと物足りない。速さを気にせず遅くても走り続ける方が良いのか、走りと歩きを繰り返しての疲れず一番早く到達する走歩術が良いのか分からないが、体と共にの未来を開く道筋を自らの体と意識のやり取りの中に模索する。

■８■６時ちょうどに帰宅。写真撮影と信号待ちがあるので、まあ時速８kmかな。数値は目的ではなく目安だが、数値がないと平衡感覚がふらつく。着替えて、褒美でもある朝風呂に入る。ゆっくり浸かって温まってから湯舟を出る。カーテンを開けるが、まだ日の出前だ。今日１日が長くなりお得な気がした。

20241217 Tuesday