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■１■寝たのは今日の０時15分なのに目覚めはやっぱり丑三つ時。外気体感は14℃。今日は国道153号線沿いを走る鶴舞線を帰路の担保に、往復歩行の折り返し限界だった八事駅を超え、更にその先へ進む。国道153号線は名古屋と塩尻を結ぶ一般国道だ。起点である名古屋市東区の小川交差点は先日確認した。

■２■名古屋の東西と南北に直交する多くの道路に対して､153号線は新栄からは吹上方面へと東南に斜めに伸びている。一方地下鉄鶴舞線は御器所の次の川名から杁中-八事-塩釜口-植田-原-平針、終点の赤池まで続いており、国道153号線は上田～赤池間は少し外れるが、赤池で再交差して塩尻まで続いている。

■３■常に両手を振り回すので、息はいつも上がり気味だ。車道のコンクリートは硬いので、車のいない時はアスファルトの車道の方が歩き易い。八事の先は天白区だ。ここで今日もプリントアウトした地図を開く。交差点で地図上では直線道路を近道と思って選んだのだが、アップダウンが多くて大変だった。

■４■塩釜口を抜けて植田川を渡ると、そこで153号線は左に直角に折れ、ぐるりと遠回りになるのでそこで分かれ、飯田街道を直進する。植田の並木道ではツグミがかしましく鳴き交わしている。足早に歩き続けたからか、天白川を超えて川沿いに進んだら5:20に原駅に着いた。だがまだ始発が動いていない。

■５■手持ちの地図はここで途絶えてしまったので、現地の地図を見て次の平針駅に向かう。突然高架線にぶち当たる。こんなところにある高速道路っ何と思ったら、名古屋第二環状自動車道だった。丸い舞台のような大きな歩道橋を渡り、平針駅に着いたのが5:40。地下鉄の始発駅である赤池まであと１駅か。

■６■幸い体力は衰えていないし、折角だからそこまで歩こう。そう思っているうちに日進市に足を踏み入れている自分とに気づく。公園を抜けて遊歩道筋を歩き、朝めいた空を見ているうちに赤池駅に着いた。5:50。洗面所で着替えて、6:03発名鉄直通犬山行きに乗る。車掌さんの「出発進行～」が若々しい。

■７■鶴舞線だと赤池から御器所駅まで16分か。なんだよ、桜通線の太閤通から御器所駅までの16分と同じかよ。写真を撮って分かったのだが、シートが青い。桜通線は赤だった。もしかしてと東山線のシートを調べたら黄色だった。なるほど、それぞれ表示板や車体のラインと同じイメージカラーなんだね。

■８■ちょい眠い。そらそうだ、あんまり寝ていないし。もう既に１日分の仕事をした気分だが、何のことは無い、今日はこれから始まるんだよな。今回はもっと国道153号線がらみで<153>という数についてのウンチクを垂れるつもりだったけど、陽も昇っちゃったし長くなるから一応ここで終りにしておこう。

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一応そこそこ153についての話を準備していたので、折角だから以下に晒しておくなり。特に興味のない人はスキップで宜しく。

■９■1995年５月、東京から長野に向う途中で道を間違えた。辰野インターで高速を降り、塩尻を目指し北上する。途中濃霧の中でＪＲ小野駅に出た。稲光を浴びて光った標識に国道153号線とあった。それがおそらく最初の出会い。後日その地の小野神社も訪れたが、以降何かと名古屋への道筋でも交差する。

■10■17の３角数（１～17を全て足した数）は153だ。５の階乗つまり1､1×2､1×2×3､1×2×3×4､1×2×3×4×5の総和も153である､さらに１,５,３を３乗して足し合わせても153になる。現今暦の３､４､５､６､７月の日数は153日であり、続く８､９､10､11､12月の日数も153日だ。他にも色々あるけれど堪えよう｡

　17の３角数　１+２+３+４+５+６+７+８+９+10+11+12+13+14+15+16+17＝153
　５の階乗　　１+1×2+1×2×3+1×2×3×4+1×2×3×4×5＝153
　３数の３乗　１×１×１＋５×５×５＋３×３×３＝153
　３､４､５､６､７月の日数＝８､９､10､11､12月の日数＝153日

■11■テベリアの海辺で、蘇生したイエスの言うままに弟子が網を引き上げると、それは153匹の大きな魚でいっぱいになっていた。「シモン・ペテロは船に上がって、網を陸地に引き上げた。それは153匹の大きな魚でいっぱいであった。それほど多かったけれども、網は破れなかった。｣(新約聖書21章11節)

■12■<道>は<未知>に繋がる。み<35>＋ち<20>＝55だ。55は10の３角数。つまり55＝１＋２＋３＋４＋５＋６＋７＋８＋９＋10。形を変えたテトラクティスにも見える。９の３角数は45。45＋55＝100で完全なる数。苦渋の道か充駆の未知か。19の２乗は361。１の２乗を引けば360。２の２乗と足せば365。

■13■脳内をまだ荒井由実だったユーミンのノンビブラートな『卒業写真』の歌声がよぎる。1975年７月、東京八王子にいた頃、やはり夜道をよく歩いた。「♪ひとごみに流されて変わっていく私を、あなたは時々遠くで叱って～」えーと、ひとごみって<153>ってこと？いや、無理やり過ぎだろう。…お後が宜しいようで。

20241104 Monday