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■１■早めに寝たら目覚めはまたもや丑三つ時。これからはむしろ遅く寝るかな。４時半までちょっとＨＰのまとめと手直しをと思ったが、なかなか昼間の脳は動かない。少しだけ早めに出る。外気温16℃、体感温度は14℃。風があるのでかなり寒い。両手をブンブン振って足早に歩くけどなかなか温まらない。

■２■ここ３日間、東から西へと名古屋の大通りを移動した。北から広小路通り、若宮通り、大須通りを通ったので、今日は更に南の山王通りを西進して太閤通駅に向かう。何度も通った御器所から東別院までの最長距離を超え、ＪＲ東海道線まで一直線のコースだ｡これでこの方面シリーズはひとまず終了予定｡

■３■筋肉を伸ばす整理運動をするようになってから、ちょい不安を醸し出す膝や腰の違和感が減っている気がする。昔、ましまし氏の元嫁さんのいっちゃんが、父親は毎日行けるところまで歩いて行って、帰りは公共交通機関で帰って来ると言っていたけれど、今自分が似たようなことをしてることに気付く。

■４■今日も信号運がいい。鶴舞南交差点で上着を脱ぐ。大津通りと交差して真宗東別院を右手に見ると、ここからは初踏の道筋。距離は目的ではなく、はみ出して行くための動機づけだ。堀川を跨いで名古屋高速４号線をくぐる交差点で初めて赤信号で動きを止める。汗ばんでいるからか、立ち止まると寒い。

■５■道から高速道路がはがれたと思ったら、突然山王温泉｢喜多の湯｣の大きな看板が目に入る。こんなところに温泉施設があったのか。是非いずれ来なくてはと思っていると名鉄とＪＲの線路にぶち当たった。ここに名鉄の山王駅があるのか。ここで星川と中川運河が繋がっているのか。知らんことばかりだ。

■６■ここでカバンの中から、今日のルートの地図を引っ張り出す。いつも迷うので、その現場を現地で押さえるために夕べ印刷したアイテムなのだ。しかし迷わないように対処し過ぎると今度は迷う楽しみが奪われるのだが。線路沿いに800ｍ北進して交差する大津通りを左に。400ｍ先の交差点を今度は右折。

■７■その先で関西本線･近鉄･あおなみ線や車庫･車両区を越えるのだが、その跨線橋は電飾多めで幅４ｍ･全長156ｍの立派なものだった。そして渡り切って地上に降りすると、いきなり思ったより地味で静かな街並みだ。近道と記した路地がどれか分からない非直交の道｡安直に曲がるとまた迷うと慎重に進む｡

■８■目の前に突然アパホテルがある。ああはい、太閤通りですね。地図を持っていても迷ってた。迷い道の贅沢は誰も奪わない。思いのほか自分の歩きは早い。太閤通駅のトイレで着替えてから地下鉄に乗車。5:50徳重行き。もはやいつものじゃん。達成感を味わうより先に発車する。早回し妖怪も出没した？

20241103 Sunday