■１■夕べは愚妻の友人夫妻が名古屋に来たので、栄で食事会。青島ビール３本(今年初めて)飲み、帰りに愚妻が小腹が減ったというのでこってり系のラーメンを食った。もう無理系フードファイターような感じで、帰宅したのは午後11時前。そして今日も午前２時半に一応目覚める。初めてベットの中で悩む。
■２■今日は体も重いし、雨だし、気温も低い。膝もイマイチだし、昨日は最終的に１万５千歩超えて歩いたし、今日はお休みでいいんじゃない？…結局昨日の昭和区四角コースを少しサイズダウンし、無理せず敢行することに。「雨にも降られ風にも吹かれ」だが、「雨にもくじけず風にもめげず」でもある。
■３■気温は17℃、風のせいで体感温度14度とスマホが教える。夏の短パンＴシャツのままでは寒い。とにかく歩く。雨の弾幕、水たまりの地雷原。雨音で平衡感覚を奪われ、水飛沫で視界がそがれる。まっすぐ歩けない。立ち止ってもいられない。飴と鞭でなく雨と無知。とにかく歩く。もう戻れない。進め。
■４■途中ほんの数分だけ小降りになった。土砂降りと風が今日の通常運転なので、それだけで感謝の気持ちが湧く。遥か昔、マンガの中で「他者を罵り、自らを呪うことすらも、今生きていればこそなのだ」と登場人物に言わせたけれど、今それを自分で実感している。今の日本。多くの海外から見れば天国。
■５■「♪…蛇の目でお迎え嬉しいな、ピッチピッチチャップャップランランラン〜」突然頭の中をよぎるフレーズ。欧州で日本人を装う東アジア人がいるらしいが、川を桃が流れる絵を見せると、日本人ならほぼ100％「どんぶらこ〜どんぶらこ」と言える擬音が言えないならば偽者だと断ずる動画があった。
■６■日本語のオノマトペの凄さ。日本の13の数詞。｢ひふみよいむなやこと｣と来て、次からは「も､ち､よろず」で百､千､万と桁数が上がる。欧米では３桁括り、日本では４桁括り。お腰に付けた万歩計が笑う。１日一万歩。一万…。<万が一>と<万全>は<盾>と<矛>みたいだけど矛盾はしない。日本は４値論理。
■７■雨止まず。意識に登らない思考がたまに意識に引っかかる。子供の頃見た戦争映画で、敵軍の中に取り残された兵士が、脱出を試みるために氷雨の中を這いつくばって「帰ったら先ず熱いシャワーに浴びて…」と自分を鼓舞するシーンを思い出した。目の前の寒くて暗い雨の町も自らの外でなく内世界だ。
■８■以前、健康散歩であろうおじさんが左右の肘を真横に出して、前後でなく左右に振って歩いていたのを思い出したので、それをやってみた。意外にもこれでも普通に前への推進力は得られる。楽しんでも苦しんでも時は流れる。今日も無事戻り着いた。明日は服装も考えよう。まだ十分に動く体に感謝だ。
20241009
Wednesday
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