■１■自らの身体を中心にして前後・左右・上下の軸を想定すると、前進後退・左右移動、そして僅かだが上下運動ができる。また左右軸を中心に上下軸と前後軸を回転させると前後転運動が、前後軸中心に左右・上下軸を回転させると側転運動が、上下軸中心に前後・左右軸を回転させるとスピンができる。
■３■全く別の捉え方もあるが、これは開眼の物理空間と閉眼の心理空間の反転とも言える。閉眼したまま物理空間で運動することも、開眼したまま心理空間に専念することもなかなか難しい。半眼で一石二鳥もできそうだが、虻蜂取らずになりがちだ。身体を明確に意識しつつできる運動と思考を楽しみたい。
■５■誰とでも不快感なく体と体を触れ合えるものではない。まとう衣服の袖触れ合うとことすら違和感を持つ。一方がもう一方を支配したり隷従したりするのではなく、それでも互いの世界観をベシカパイシスのように部分的に重ね合おうと努めることはできる。それができないならばそれは最早人間でない。
■７■政治・経済・社会・教育などにこれまで散々騙され裏切られてきた年長者は、これ以上失望しないよう身についた猜疑心で万事を見る癖がついている。新しい者もつい自己防衛本能から既存の枠の中で見てしまう。見極めよう。新しい在りようの者は重い現実を反転させる努力を楽しみながら笑ってやる。 --------------------------------------------------- 20240628 Friday |
