44-046

■１■マヤのツォルキン<260>と13の月の暦の余日である＋１を抜いた<364>の比は５：７だった。そもそもマヤのツォルキン260を１枚の２次元の表にしたのはホゼであり、そこに52の銀河活性化の門を穿ったのもホゼだ。このツォルキン上の52キンを１日でなくアップとダウンも加えた３日と捉えれば364日になる。

■２■身体の内側あるいは精神領域を260に対応させ、身体の外側あるいは肉体側を364に対応させて、どちらの暦も同じものもしくは相補性を有する対の捉え方と見る世界観がある。外側の数に対応する(28×13＝)364とする13の月の暦における＋１は内と外を繋ぐカラダの表面(内から見れば面表)として考えられよう。

■３■内と外とカラダの境目を合わせた(260＋１＋364＝)625は５の４乗である。シュメール・バビロニアの数理は、非常に使い勝手の良い360という数を、±５で太陽暦365日と月の13自転公転周期355日に重ね、±６で閏年の366日と月の12朔望周期354日とした。なお＋１は７×52の364を円環に閉じず螺旋に展開する。

■４■ホゼが２次元の表に起こした(13×20＝)260キンのツォルキン表には、13列ある縦の20キンのそれぞれを調波走行(ハーモニックラン)と言う。番号は１～13が付けられ、左右端から対になる２列ずつがセットで、神秘の４つ組を作る。しかし中央の調波走行７だけは自身と双対４つ組も各キンが２重の対となる。

■５■一部の俗称で｢ツォルキンの背骨ーズ｣とも呼ばれる中央の調波走行７(kin121～kin140)にも別の捉え方があり、ある時は調波走行１(kin１～kin20)と対になり、またある時は調波走行13(kin241～kin260)とペアになると考えられている。あるいは13ある調波走行を調波走行７の20キンに圧縮するという捉え方だ。

■６■なお｢地球暦｣上でツォルキンの260キンと対応させるには、毎年新しくする必要のない260日分の円弧ベルトを地球暦の最外層にオプションとして付けられるラウンドツォルキン(260／365)を１度作っておけば良い。また改良型地球歴として、12分割または13分割の扇型経本タイプ(これは毎年)も欲しいところだ。

20240515 Wednesday