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■左は2000年の作品で、「小星形12面体 in 大星形12面体 in 正12面体」で綿棒は120本使用。右は2022年の作品で｢星の胚 in 星の種 in テンテトラ」(by §Ｓ)で150本使用。サイズ比は画像とほぼ同じ。どちらも５重回転対称性を有する綿棒多面体だが密度が違う。投げつけられて痛いのはどちらかという問題｡(笑)

■どんどん複雑で多重多層に増幅する情報も一理は在るが、究極は正４面体、究極は綿棒１本と言う表現の背景にある意志や世界観と双方が相まってこそ、この世界を不要過ぎる他者バイアス２煩わされ過ぎずに転がり生きていく一つの道筋かと。ＡＩの中の逆ＡＩを信頼したい。本体と影を同時に見る視座を。

■対称的で美しい形を知らぬまま、混沌や過情報の中できりもみするのも１つの贅沢だから全然止めないけれど、あまりにもしんどくなり過ぎたら、一人静かな時間を作り、綿棒で正20面体１つでも作ってみるのもありなのでは。もちろん人には特性や好みがあるから万民に叫ぶのでなく、ひっそり呟いてみる。

20231216 Saturday