■１■今月は自らの内と外、既知と未知について考え続けてきたが、何事にも感謝し依存しても良いことに思い至り、一つ大きく転がった感のある今朝。壁に掛かったカレンダーを見たら10月のままだった。それにすら気づかないまま過ごした今月分も含め、２枚同時に破り取っている自分に気が付く月末晦日。
■２■今日のキンを調べてみると、kin41：赤い月の龍で、波動魔法期は黄色い太陽だった。紋章の最初の赤い龍と最後の黄色い太陽の二極が共にある日で、トーンもまた２。無理矢理外にあるツォルキンに寄り掛かってその意味を付けるのではなく、内なる価値に従って外のカレンダーとの同期を静かに喜ぼう。
■３■他者の自由を奪い煩わすことに最大の不快を感じていた。ものごとが思い通りにならないことを、既知と未知のあわいとして無理矢理自らを奮い立たせる時もあった。そして自らの希望や望みや祈りもまたとても大切で、自己他者の区別そのものが二而不二を阻んでいたと知る。甘え頼っても良いのだ。
■４■迷惑を掛けまいと万全を期しても、存在することだけで何らかの迷惑を掛け、親兄弟や周囲の人に限らず他者に困難を与えている。他者に寄り掛からずに他者のためになろうと考えていた自らの不遜と未熟に気づく朝。迷惑と言う思い込みは関与する喜びでもある。万事万物に感謝できる自分自身に感謝。
■５■二而不二であることに得心しつつ、それでもなおかつニとしての存在でもある他者に、少しでも喜び楽しみの多い日々刻々であれと祈り願う、自らの傲慢と無知とほんのささやかな誠実さを、恥じらうことなく肯定する。違いを楽しみ同じに喜ぶ。邪心も真心も無心もひとまとめにして汝、健やかであれ。
■６■自己を哀れんでも活力は生じない。自我を否定しても何も進まない。前面的に押し出す西洋的な自我でもなく、滅却させるべき幻と捉える東洋的な自我でもなく、現今日本で自覚ある｢私｣を、他者他物社会自然と二而不二であると捉え弁える処まで、内なる最高の水先案内人として大切に捉え扱い生きる。
■７■寝起きにその布団や枕の乱れを直しながら、ベッドに｢ありがとう｣と礼を言っている自分がいた。在るもの全てが万事でありかつ全一でもあるという、日本の八百万の神的な世界の内に無作のまま繋がっている感覚を、幻妄かと疑う平坦な論理や思考を軽く超えて、味わいながらその自覚にも感謝する。
20231130
Thursday
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