LOGUE-059

(※)画像は｢world超サッカー｣より借用しました。

■この１カ月、ラグビーＷ杯を見続けていて、相手に敬意を表するところや、チームのために自らを投げ打つ精神などは、とても日本人の精神姓と親和性があると感じている。特にノーサイドの後の裏心なき交流は、１つの未来の方向性を示してくれているように感じ入っている。

■「ラグビーは紳士がやる野蛮なスポーツであり、サッカーは野蛮人がやる紳士的なスポーツである」という表現がある。サッカーは一流どころ以外は、残念ながら的を得ていると思う。精神性の話だが、日本サッカーのマリーシアに染まらずそちらに向かう方向性もあると思う。

■しかし今少し真面目に考えているのは、日本人が未来に合気道をかなり極めたメンバーで、あの筋骨たくましい重量級の選手たちのタックルを受けようとする時、今までに見たことのない体さばきが見られると思うけれど、それでも合気の１つの限界も現れるのではということだ。

■世界のラグビーのトレンドを変えたブレイブブロッサムだけれど、あの激しいタックルの間に挟まったら常人はマジで即死しそうな激しいスポーツだ。なればこその厳しいルールなのだけれど、精神性を保持しつつ、身体的負荷の少ないスポーツや日常を、未来を見れないだろうか。

2019.10.21 Monday