■１■点が１つで０次元。点が２つで間に「線」が引ける。１次元。点が３つだとで正３角形で「面」が生じる。２次元。点が４つで正４面体で「胞」が生じる。３次元。胞とは内と外を分ける立体の中身のこと。平成の元号が終わる前に、面・点・線・胞で、Ｍ・Ｔ・Ｓ・Ｈから明治・大正・昭和・平成。
■２■３次元では「胞」はマヤで言うところの１キンにも似ている。１日、１年、そして１人など、それ以上分けられない単位でもある。この胞はまた、自我や自己などとも似ている。３次元空間では点や線や面は複数あるとしても、多面体の胞は常に１つだ。さて、点が５つで正５胞体で、超胞が１つだ。
■３■超胞はひとまず置いておこう。４次元の多胞体は、３次元の点・線・面のように胞も複数ある。幾何学的・数学的イメージができないとしても、３次元では絶対に他者と共有できない自我や自己が、１つ上の要素の中で複数では共振・共存しつつ、全体主義的な否定や歪みを受けずに存在できるのか？
■４■明言しておくけれど、これは証明や真理の探究等という堅苦しいものではない。個人的な妄想と言われればそうかもしれないし、別の解釈も沢山あるはずだ。３次元と４次元の間で、私たちは常に3.65次元にいるという表現を確信犯的に言ってみる。ここだと３次元も分かるし、４次元も垣間見える。
■５■正４面体は単なる３次元の立体ではない。かと言って３次元と関係のない高次元のものと言うわけでもない。このプラトン立体の中でも非常に特殊な正多面体である正４面体をより深く見詰め、より良く知るために正４面体についてまとめている。正５胞体。あなたと私が重なりあえそうなところだ。
■６■「正単体」という言葉がある。つい最近までこの単語を知らなかった。知らなくても多面体をいろいろ考えることはできたし、この言葉を知ったからと言って、さほど得られたものはないけれど、それでもコロガリズムの１つとして、次元を繋ぎ、次元共鳴生起の可能性があるのなら覚えておこう。
2019.03.07
Thursday
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