360、364、365、366
260、264、265、266
■１■この数字たちを以前から怪しいと思っていた。360はもちろんシュメール・バビロニア由来の12-60進法の、円の中心から見た円周ぐるりの角度だ。364は１カ月が４週28日で、＋１足して365日にする１年13か月の暦の日数だ。365は１年の日数、366は１年間の地球の銀河恒星面に対する自転回数である。
■２■260の方は13×20のマヤのツォルキンだ。そして265は月の９朔望周期の日数であり、ヒトの受精から出産までの妊娠期間でもある。ドゴン族の神話を綴った『青い狐』の中には、12の記号が11列並んでいる２枚の板があり、合計264の記号があり、そこには22のカテゴリーに分類される266の母記号がある。
■３■プラトン立体５個の各面の内角の和を考えよう。正４面体・正８面体・正６面体・正20面体・正12面体は、それぞれ720度、1440度、2160度、3600度、6480度である。全ての多面体の不足角が720度であるように、360度ではなく720度でこれらの数値を見ると、シンプルに720度の１,２,３,５,９倍である。
■４■そして５立体全ての各面の内角の和の総和は
720×20度になっている。同様にアルキメデス立体13個の内角の和を見ると、図で示したように266×720＝191520度となっている。ドゴン族の重要な数字
266がこんなところにも顔を出しているのだ。｢それがどうした｣と言われても困るが、これも偶然なのか？
上左図：<祖先の畑>野地面に描かれる266の記号の模式図。上右図：アル部族のオゴンの彫刻を施した扉も模式図。上中図：右の図の上に掘られた<水の主>のカテゴリーの22の記号。
2018.11.02
Friday
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