#167　猫々朝夕日記

　　　■猫々朝日記

■愚妻が日々のハードスケジュール（と多分と不節制…笑）のせいからか、夏風邪を引いた。夏風邪はいわゆるホース・ディア・パーソン（※）が引くものらしいが、風邪にも風邪の役目があるので心配はしていない。

■しかし猫のみかんは結構心配しているようで、朝から付きまとってニャースカ鳴きまくり。果ては朝早起きして机で今日の仕事の仕込みをしている愚妻の座る椅子の上で、スヌーピーみたいにへばりついてる。

■ほとんど面積がないところで、必死に足を突っ張ってひっついている。なんかね、人間の勝手な思い込みかもしれないけれど、目が必死なんだよね。なお正面の明るさは、カーテン越しの東から上がった太陽光。

（※）ホース・ディア・パーソン→馬鹿者…って注釈するヤツのほうがよっぽど「ソレ」か（笑）。

　　　

　　　■猫々夕日記

■今日は夕刊のくる４時半頃から、玄関ドアを少しだけ開けて、デルピーとみかんと共に配達員さんを待っていた。私は洗面所に身を隠しているので、隙間から差し込む西日が作る影だけしか見えないんだけれど、今日も配達員さんは「チョッチョッチョッ…」と呼びよせるようにして、２匹を順番に撫でてくれたようだ。

■いや、それはそれとして、今日の猫々夕日記のメインは画像の三毛猫さん。御器所から地下鉄で１つの吹き上げにあるコメダ珈琲店に歩いて行った帰りに、ふと視線を感じて振り返ると、屋根の上に猫がいた。首輪をしているから飼い猫だ。顔の模様がイカしてる。黒ドット、茶ドット、片目隈取り眉間には向う傷模様。

■何かジッと見詰められてテレたので、カバンからカリカリを出してあげようとした。手をいっぱいに伸ばしてようやく届く高さだった。ふんぬ！と伸びて屋根の上にカリカリを乗せた。どうかなと思って見上げると、逃げることなく食っちょる。名前も知らないけれど、いつかまた通る時、出会えたらいいなと思うなり。

2013.08.02 Friday