#152　たまには無料で話をするかという話

　　　■たまには人前で話をしてみる

■８月の11日かその少し後辺りに、横浜二俣川にある某『宇宙食堂』で、某『宇宙食堂』のラストダンスの一幕として、ちょっとした連続話を考えています。元々現今の科学や常識に基づいたデータや成果を用いての、数と形がベースの話ですが、足が地に着いた…しかし頭は天に触れるようなものができたらと思っています。

■一応内容は最近発表しているようなものですが、『星』『形』『暦』『音』『語』『数』とエントリーしております。某『宇宙食堂』の残された日々の枠を数日独占するわけにもいかず、お店の都合や時間の制限もあると思いますが、基本的に無料で押し通したいと考えております。誰もいなくても１人で楽しげに話します。

■辻説法なら気の向いた時に好きなだけ語れますが、ひとりよがりの王国を出て、人々と共有できるかどうか分からないが、それなりに上の６つの領域（太陽系、プラトン立体、暦と月・地球・太陽、ピアノと月のフレーム、日本語とパラドクス、数そのものの由来と未来…など）は相互関連していますので、１つなんですが。

■あまりにもノーリアクションのような雰囲気を感じたら、某『宇宙食堂』さんにも申し訳ないので、こちらからのドタキャンももちろん想定の中にありますが、基本的には人倫にもとるような行為はもちろん、人間としての約束をたがえるありようは、極力差し控えたいと思っております。フツーでない話をフツーにします。

　　　

　　　■無料で話をさせてもらうということ

■感無量…じゃないや、観無料でお願いします(^_^)。現今の料金Free系には大きく２系統あると捉えております。１つは無料と称しつつ、その費用は背後から回収されて、結局消費者が払っている資本主義のバリエーション。そしてもう１つはフリーソフトなどに代表される、多くの人の利便その他のために自主的に開放している本物の無料の流れです。

■中間には、スーパー等がする客寄せ用の原価割りサービスなどもありますが、割引物だけ買うこともできるから、こちらはまだ後者寄りですね。しかし所詮資本主義社会の中なので、巧妙に誘われて、結局余計にお金払わされてるんじゃない？と猜疑心を抱いてしまい、計算ずくやエゴの露出とは異なる真心の行為まで汚す必要はないと私は思うのです。

■その昔、ドリームスペルキットが日本でも希望者に対して無料配布された時、「新しき知は全ての人に迅速かつ公平に」というモットーを勝手に立ち上げていました。現在の「地球暦」の配布形式にも好感を持っています。イベントその他で生計を立てている人に不快感を与えるほど強く、無料でいいじゃん!!と主張し過ぎるのもひとりよがりでしょう。

■しかし逆に本当に無料でものごとを遂行してみようと試みる者に対してまで、それは資本主義社会の中ではおかしいと主張するか、裏に何かあるんじゃないのと邪推するとかしすぎるのも、ある種の暴力かと思うのです。お金を否定も肯定もするつもりはないです。お金に囚われているから使うのではなく、お金から自由だから使うお金もあるわけです。

■お金が何らかの代換・代償として機能している（そして機能しなくなり始めているということも含めて）ことを否定するつもりは毛頭ないです。そしてお金を用いずに行動すること、コミュニケーションすることを不可能だとも思いません。何がしかのものを交流によって得ても、その場で瞬時に代償を払わずに、自らの創造に用いるという行為と思考。

■まあ多くの方々成していることですし、そう目くじら立てて善し悪しを語るほどのことでもないです。生活の中の小さな実験としてやってみるだけです。何も変わらない人もいれば、ちょっと儲けたと思う人もいるかもしれません。今後の生き様の中で、想いや心意気を他の人に対して表してみようとする人もいるかもしれません。無為も含めて自由です。

2013.07.22 Monday