#040　街中のバッキーボール

■名古屋の同じ昭和区にある鶴舞公園近くの街路灯、サッカーボールの形をているのに気がついた。切頭20面体、もしくはバックミンスター・フラーレンの形。単にバッキーボールともいう。ところで鶴舞公園はツルマと言うが、地下鉄はツルマイと表記され、名古屋の古き撥音を保持している人々はツルミャーと発音するみたい。

■５角形部分の小さな穴のパターンを見ても、真ん中に５角形パターン穴が、その外側に６角形穴パターンがあるのが分かります。サッカーボール形なのは、思い切り蹴ってもこの形で皮を接合すると、最も変形しにくいからだった。これを綿棒で内部から作ると、３次元的な空間における５重対称性の立体構造が見えてくる。

2013.03.16 Saturday