#216　■後拾遺集…内にも外にも危機はある

■１■浜岡原発が停止された時、ただ停めただけでは意味を成さないことも認識されたはず。定期検査中で停まっていたフクイチ４号機がなぜ（単体としても）騒がれているのか思い起こすまでもなく、稼働していなくても大津波に呑み込まれれば使用済みも含め核燃料が在る浜岡原発もただでは済まないのは自明。

■２■最近は３１１以上の大地震勃発の予想や予測や予言が諸説かまびすしい。停止中でも使用済み核燃料がどの原発にも行き場のないままプールされている。もう１度起きたらお終いなのに、この緊急措置への予備時間を為政者は無駄にし過ぎ。各自の多くは現今の放射能被害以外に対して緊張感喪失し過ぎでは。

■３■「ワンクリックすれば100円の寄付になります」「この商品を買うと１％が被災地の義援金になります」…緊急時の発想としてはいいのだが、日常生活にこのシステムが組み込まれていると、被災者の現状をろくにイメージせずにお手軽に関わったつもりになる。人間をダメにする可能性大の浄財代理徴収制度だ。　(20111118)

　　　

■４■死に体からゾンビ状態の続くアメリカ経済。システムそのものに対する２か月以上続くデモ。北アフリカのドミノ倒し的政権倒壊と裏表のようなＥＵの連鎖反応的国家破滅の危機。中東の緊張感。中国経済のバブル的陰り。いよいよアメリカの残された手はイスラエルと共にイラン攻撃の中東戦争刺激経済か。(20111119)

■５■昨日は寒風の中散歩した後、左足の親指の付け根が微妙に痛くなった。靴を変えたせいもあるのかもしれないが、例の痛風フェノミナンが大爆裂する前に、冷やさぬようにしてゆっくり風呂に入ってから寝た。朝目が覚めたら跨ぐらにみかんが丸くなり、左腕には腕枕してるデルピーがいた。そんなに私は温かい？　(20111121)　

2011.11.21 Monday