#087　ドレミファ・ソラマメ

■１■宅配野菜の箱の中にあったソラマメ。鞘から実を出す。鞘はでかい。かさ的にはかなり目減りした気分。バナナと皮の関係より少ないな。沸騰したお湯に切れ込みいれたソラマメを塩と日本酒と共に投入。２分。すぐに出して水に晒さずにざるに入れて煽いで冷やす。そのまんま食う。美味いなり。

■２■ゆで上がったソラマメって、さらにこの皮を剥いて、綺麗な色の柔らかい本体を食べるのだけれど、この剥いだ皮を捨てるのがなんか２重課税みたいで悔しかったので、皮だけ別に油でカリカリに揚げて塩まぶししてから食ってみた。うん、これも結構けいる。てか、最初から皮ごと食いもありかな。

■３■最初のでかい鞘部分も何か使えないか考えてみたけれど、さすがにこれは食えなさそうなので、内側のふわふわ部分の感触を味わってから黒猫デルピーの目の前にポトンと落としてみた。びくっと飛び退く黒猫。何かの生物と勘違い？面白がって次々投げると、ビビりまくって飛び退き続けている。

　　　

■４■動物虐待はいかんのでデルピーに謝り、CIAOの焼き鰹１袋で許してもらい、鞘軍団はベランダのプランターの土中に埋めた。有機野菜だから多分地中発酵して肥料に変わる。かくしてソラマメは視界から完全消失した。あ、嫁さんの分まで全部食ってもうた。視界だけでなく記憶からも消そう、うん。

■５■「ふげん」も「もんじゅ」も菩薩の名前なのにオシャカになってしまっている〜って、１人でウケて笑っていたけれど、よくよく考えると笑っている場合ではない。無能の金食い施設。火星の衛星（人工物の疑いあり）のフォボス「狼狽」とダイモス「恐怖」という名前のほうがまだ可愛い。

■６■私は愛猫（正式名エリザベッタ・デ・ミケーレ13世…略して）みかん（♀）をミースケと呼ぶ。ユースケサンタマリアという俳優がいるが、今朝椅子の背後にいるみかんに「ミースケキンタマアリヤ？」と尋ねたら、即座に「にゃー」と答えた。名古屋では「ない」という意味だ。うん立派に成長している。

2011.05.13 Friday