#086　戯れ歌：原子力蜂電所

わが脳内の'Wukepedia'で「原子力蜂電所」を虔作（けんさく）してみた。以下、６連は戯言なので、目くじら立てずにスルー願います。顰蹙を買って媚を売る「恣意の商人」より。なお異なる制御棒ツッコミはかまいません。一応言っておかないとね。

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■１■原子力蜂電所の都市伝説。本来原蜂の毒針は制御棒であった。これを核燃料中に差し込んで制御し、核実に生命連鎖反応させるのに用いられている。原蜂といえば毒針で刺すものと思われがちであるが、全ての原蜂が砂洲上にあるわけではない。元々毒針は同族を守るべく利他的に用いられていた。

■２■狩り蜂（刈羽？）の系統では、他の幼虫を刺して麻痺させ、卵核を産みつけて自らの種族子の餌として生き殺しにする。しかし社会性を有し集団生活をする原蜂系は、３重５重に守られた巣窟容器を過度に揺すられると、敵を攻撃するために備蓄していた冥王物質を大気中に暴発散することがある。

■３■原蜂の針は大気に晒されると制御不能となり、無理に抜けば毒腺ごと抜け落ちるので、周囲環境を巻き込んで爆死する。俗に「原蜂の一刺し」とはこのことである。そのショックは核拒絶フェロモンを発し、どれか一基が爆刺すると他の原蜂も連動誘爆するのではないかと精神内暴動化が発生する。

　　　

■４■しかし一番怖い爆刺源は原雀蜂である。１回目に刺されると体内に『劣等抗体』が出来、２回目に刺されるとその抗体（免疫）が通常とは逆に働き、日本劣等の生命中枢の壊滅的破壊を招く。この深刻度合は反・反原蜂アレルギーを起こす既得権侵害アレルギー体質の人の存在濃度に依存している。

■５■全ての人が２度刺されると死ぬわけではないが、それでも日本劣等の危機確率を考慮して、２度目の原蜂が揺すられて刺される前に、砂洲上で一番危険と世界中に認定されている破魔汚禍原蜂の全面停止が決定された。原蜂劣等脱却の可否は、今後の原子力蜂電所の生態系展開によって左右される。

■６■天災が引き金になった原発の人災を福島第一原子力蜂電所略して福島第一原蜂に刺されたと喩えるなら、原蜂に２度に刺されると抗体だったものが毒変して死に至るというリアルな恐怖から、取りあえず浜岡原蜂は止められた。しかし眠っていた蜜蜂が一斉蜂起したら原蜂なき日本の未来は確定する。

2011.05.12 Thursday