＜波動測定機と波動魔法期と＞

　今日函館から到着したおばあちゃんに函館の食通情報と温泉情報をゲットした私は、ここの２階にある２台の「波動測定機」なるものを見せてもらった。このような機械の存在は知っていたが、それを製作している会社が世界中にこんなにたくさんあるということや、およそあらゆるものを数値的に置換してコード番号化するものだということはついぞ知らなかった。何事もそれを使用する者の意識や精神が大切であることは知っていた。しかしこの機械は究極的には機械そのものが本来いらないものであるということを明確に認識した上で、そこへいたる間の構造を把握しながら進め行くことができる可能性が大である。

　本当に何でもコード化できるのだが、そのコードというものがアルファベット１文字と３桁の数字の組み合わせなのである。ということは単純に全てのコードパターンはアルファベット２６文字×１０進法の３桁…すなわち１０００で、２６０００パターンあるということになるのだ。また人間の各部位や病気などと同様に、７つのチャクラもの数値化できるのだが、そのほかにもこの機械のロジックを用いて検出結果だけ表すと、どうしても１３チャクラまでが存在することになると、三部さんはちょっと秘密共存の仲間に対してのような口調で教えてくれた。

　これだけだとかなり非論理的なマッドサテエンティストの言葉のように聞こえるが、このロジックは現在私たちが使用している１０進法的数理認識そのものであり、これを批評・批判するには私たちの精神的血肉そのものになっている「１０進法的世界観」自体を超えた見方ができる者でない限り、的外れか一人よがりのものになるだろう。

　そしてこの機械自体は、それを使って研究・解析を続けることによって、そのインターフェイス自体がパソコンのキーボードとモニターではなく、入力する指自体（生きたキーボード）とその指自体をすり合わせる時の滑り具合の変化（生きたモニター）だけで、同様の結果が出せるようになる。さらにはそれをイメージしただけで同様かそれ以上の解析・体感が可能になるのだ。それを今の通常人にとってはテレパシックであったり、呪術的だったりする超能力者として目に映るだろう。

　そしてその全体を構成している数理のロジック自体とその全体を把握しなければ、結局のところ数字に支配され、「数字は神である」とか「神は数だけを作り、それ以外を人間が作った」などという言明に対して、それ以上のコメントができないままになってしまうだろう。

画像情報／上右：るしえる＆トーラスの長旅の最中。
　　　　　下左：数を扱う上において、時にこのようなアストロノーツのような感覚を覚えることがある。

とらしえじゃぱん点線記２−２６（２００１０９１１−３）

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