＜朝の帯広ソフィアの館＞

　朝の７時過ぎに起きてるしえる兄ぃが入れてくれるコーヒーを飲みながら、メールチェック＆ＲＥＳするのが日課になってきたような、「帯広ソフィアの家」（瀧川さん宅の別荘兼アトリエ）の４日目の朝。午前９時、今日のるしえる兄ぃが４人鑑定することになっている「サラダ館」に向けて出発する。外はしのつく雨。十勝川の水も濁っている。雨の中を走るのにベンチャーズは似合わないので、ビートルズにカーステレオのＣＤを変える。ビートルズは雨の中でもよくマッチする。

　るしえる兄ぃがこんなことを言う。ゲーテのヴィルヘルムマイスターの修行時代（だったっけ？）という小説の中に出てくるフリーメイソン（石屋）の戒律の中に、世界を見聞するために１年間以上の旅をするというしきたりがあるのだが、その旅においては同じ場所に３日より多く続けて泊まってはいけないという項目があるそうだ。少なくとも２００ｍは移動しなくてはならないのである。…我々はすでに４泊。しかももう１日さらに泊めていただく予定になっている。

　瀧川さんや荘田さんたちのご尽力のおかげで受入態勢がしっかりしているし、食べ物や景色も心地よいので、それに甘えすぎて迷惑をかけていないだろうか？感謝の気持ちがおろそかになっていないだろうか？と自己チェックを怠ってはならないだろう。そうでないとどこかでどんでん返しが起こってしまって、自他ともに迷惑をかけてしまうかもしれないのである。というか、いつも必ず思わぬことは起こる。それにうろたえるか、それとも面白がるかはこちらの日ごろの態度次第であろう。

画像情報／上右：帯広ソフィアの家でなごむるしえる兄ぃ。占い原稿の締め切りも近いらしい。
　　　　　下左：北海道の駐車スペースが広すぎて、１度も真っ直ぐに車をとめられない証拠写真。

とらしえじゃぱん点線記２−１８（２００１０９０９−１）

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