＜オンネトー温泉景福＞　北海道足寄郡足寄町茂足寄

　木造２階建ての入り口は小さいが、硫黄臭の漂う露天風呂は思ったより広くて立派。入り口は男女別だか、中ではひとつに繋がっている。お湯は青白濁色に美しい。すぐ裏は緑色が美しい山腹で、その開放感がまた特別だ。湧出温度が４１度でそのまま流しているためであろうか、熱からずぬるからず、ちょうどいい温度なのでいつまでも入っていることができる。味は苦いらしい。苦いより塩っぱい方が、身が引き締まり温まるので良いとは、るしえる兄ぃの弁である。

　私たちとほぼ同時に若いカップルが到着してチェックインしていたが、このようなところでの混浴と宿泊はまた格別なものとして心に残ることだろう。私は頑固なまでに天然・露天・混浴・２４時間主義者なのだが、今回はるしえる兄ぃと男２人なので、このような露天混浴も猫に小判である。この宿のオーナーであろうおじさんとおばさんも感じのいい人で、とても居心地がよさそうである。

　　　　るしえる　☆☆☆☆＋１／２
　　　　トーラス　☆☆☆☆☆

■　値段　Ａ　（￥３００）　
■　周囲の環境　Ａ　（雌阿寒岳の懐でオンネトー湖そば）
■　アクセス　Ｃ　（いわゆる秘湯に近いだろう）　
■　湯質＆湧出量　Ａ　
■　霊的ポイント（by るしえる）Ｂ＋

　帯広の池田町にあるソフィアの家への帰りは、ただひたすらもと来た道を戻りつづけるのだが、どこかで道を間違えたまま本別を通らずに、帯広市街地へ逆の西側から入ることになっていた。遠目からも帯広の夜景が広がっているのが分かったが、なぜ逆側に見えるのか、地図で確認するまではずっと謎だった。教訓。北海道の広い道は、１度や２度昼間通ったからといって、夜や雨の日は全く別の道に見えるので要注意である。

画像情報／上右：オンネトー温泉景福の入り口。　下左：またもや私たちの独占温泉である。

とらしえじゃぱん点線記２−１３（２００１０９０６−４）

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