＜晩成温泉＞

　ナトリウム塩化物泉（中性高張性冷鉱泉）。わずかにぬめりのあるお湯の色は濃く出した麦茶のような黄褐色で、不透明度大。無臭ということだが、薬物のような臭いがかすかにある。舐めたるしえる兄ぃによれば、味は塩っぱいとのこと。ｐＨ値は７．３で、ラドンが入っているらしい。泉温２０．９度Ｃ、湧出量は動力揚湯で１３３リットル／分。

　ホロカヤントー海岸に隣接しており、浴場の大きなガラス窓から波打ち際がすぐ目の前に見えるロケーションであり、周囲には美しい芝が生えている。打たせ湯・サウナ・ジェット噴流・冷泉とこじんまりながら一応揃っていて、シャンプー・ボディシャンプーやヘアドライヤーも備え付けでありながら、値段はわずか３５０円という良心的値段設定である。

　大器晩成とは全然関係のない地名ながら、客は自ら車を運転して来ているご老人ばかりが目につく。昼間であることもあってすいており、るしえる兄ぃの評価もポイントが高かった。この秘湯の類とも言える晩成温泉に関しての評価は以下の通り。（今回の旅のひとつの実験でもある、温泉の評価である）

　　　るしえる　☆☆☆☆☆
　　　トーラス　☆☆☆☆☆

■値段設定：Ａ　
■周囲の景観：Ａ　
■アクセス：Ｃ　
■湯質と湧出量：Ａ　
■周辺施設：Ｂ　
■霊的ポイント（by るしえる）：Ａ

画像情報／右上：温泉のすぐ隣が海岸であり、その芝生のはずれにぽつんと小さな社があったのが印象的。
　　　　　下左：晩成温泉の正面口。すぐ後ろは太平洋。　下右：濃い黄褐色である温泉の色に注目。

とらしえじゃぱん点線記２−０６（２００１０９０５−３）

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