＜名古屋の美味いもの＞

　久しぶりに「今日のノルマ」のない日の朝なのに、やはり５：３０ＡＭに目が覚める。いっそこのまま早寝早起き・まっとう人間モードになってしまおうか。今日はミカエル殿のサテライト番組収録の初日である。昨日購入した収録用の（？）白い服に見を包み、いつものようにさっそうと出勤。私は日々の空間移動による見えない蓄積疲労を癒すために、今日はおとなしく原稿まとめをすることに。

　るしえる兄ぃは八神少年の母の占星術鑑定をミカエル宅で成す。そうこうしているうちに収録が終わったミカエル殿がＴＶスタジオからかなり疲れて（憑かれて？）帰宅。彼女がイチ押しの店で名古屋名物「てんむす」を購入してきてくれたので、いかなるものか食してみる。小さな海老天の入った海苔巻おにぎりという感じの食物だったが、作りたてのアツアツで美味しかった。

　やがてかつて隣に住んでいたという浅野氏（名古屋の一部では有名？）の次女が、ミカ殿の家庭教師を受けに登場。私は本当に久しぶりに一人きりでファミレスのロイヤルホストに。しかし眠くてカウンターに座ったまま、こっくりこっくりしてしまった。トーラスは冗談でなく、猫チャージが必要だ。撫でるなり、見詰め合うなり、もしくはその姿を見るだけでもいいのだが、それがないまま数日過ぎると、かなりエネルギーダウンしてしまうという、思い込み体質なのである。今日はわずかに走り去る黒猫を垣間見ての猫チャージ。

　夜はるしえる兄ぃたっての所望で、いっぱい飲み屋でお食事。ミカ殿のナビにより「やまと屋」という店に。出てくるものがみな、ご主人の工夫が利いていて美味しい。「名古屋には美味いものがない」などというセリフは、美食家気取りの世間知らずがよく使うセリフであろうか。るしえる兄ぃ心地よく日本酒をきこしめし、ミカ殿はとめどなく笑いつづけて「るーはなんとイイ奴なのだろう」と至福のため息にも似たお言葉をのたもう。天空の月はだんだんと満月に近づいている。

(オマケ）
ミカエル殿が言っていた「ラ行変態活用・るしえるバージョン」は＜るー、るー、るし、るし、るしえる、えれ、えろ、えろ＞である。しかし「マ行下ネタ二段活用・ミカエルバージョン」を考えれば、＜ミー、ミー、ミカ、ミカ、ミカエル、エレ、エロ、エロ＞じゃん。え、何？それって私が１人で言って笑ってただけだって？きいていません、そんな話。

とらしえじゃぱん点線記１−２３（２００１０７０２）