＜らぶらぶ安城？＞

　朝７時、ミカエル宅で目覚める。旅の日々が重なると、毎日の移動や話合いで疲れるので１２時ごろに眠りについて、朝が早起きになるということが分かった。昨日は日記の記録に午前２時過ぎまでかかってしまったが、それでも午前７時にはちゃんと目が覚めている。これは健全なのかそれとも裏の裏なのだろうか。睡眠時間不足がどんどん重なっていくようだ。

　ミカエル殿御作の朝食を賜りながら今日の安城行きの作戦を練る。車の運転はやはりるしえる兄ぃ。かなり過労積み立て貯金がいっぱていっぱいになっている様子だが、「移動するぞ、移動するぞ、移動するぞ、移動するぞーっ！」と呪文のように大声を出しながら、運転を開始する。いきなり夏の日差しが肌に暑い。甲田先生は変温動物らしく「暑いときは暑い」と禅僧のように語りつつ、一向に平気な様子。一説には神経がほとんど通っていないとか。「カルカッタに行ったことがある私にはぜんぜん平気」と言いつつ、座席の奥に縮こまっている。炎天下気味の国道１号線を行ったり来たりの赤い流星号である。

　いきなり会場変更の伝言が入る。何でも予定していた会場が、突然お葬式に使われることになったらしい。まっこと、人の死は思い通りになりはしないものである。状況がよくわからないまま、るしえる兄ぃの鑑定は車で２０分も離れている場所に移動してしまったらしい。私と博士は急遽別の公民館に案内されて、そこではじめてお会いした人に１３の月の暦をベースにした話をすることになる。

　アクシデント・ウィル・ハプン！何事にも予測のつかないことは生起するもの。ここでも登校拒否のまま引きこもりの問題を抱えている人がいた。どうにか話をちゃんと聞いていただけたようだが、このような問題は実際に頻出しているようだ。その後喫茶ＢＯＮに移動して、昼食を取りながら音楽と幾何学を混ぜ合わせたような内容のドリームスペル話をすることに。たかしっちさん、武本さん、岩崎さん、外川さんたちと共に、天体運行を皮切りに、かなり長い時間、別室仕立ての特別喫茶スペースを占有したけれど、ご好意から貸してくださった喫茶店の経営は大丈夫なのだろうか？まことにもって感謝しておりまする。

とらしえじゃぱん点線記１−１１（２００１０６２６−１）