 しかし現在の私たち人間に立ち返ってみれば、そのように覚めた目だけでいる事は何の解決にもならない。この終末周期は太陽の黒点周期の巨大サイクルでも科学的な説明ができる。ほんの少し太陽風が余計に吹き出しただけでも地球を取り巻く電磁場は大混乱を起こす。そして実はそれが人間の繊細なセンサーを介して、ホルモンの抽出を初めとして人々の生活に多大な影響を及ぼしているのだ。
地球も太陽系の中の一つの惑星であるから太陽の一部であり、人間も地球の一部であるから太陽でもある。一人の人間の細胞も原子も太陽である。それらはミクロからマクロまでの物質的存在として入れ子的に認識されているが、実はそれ以上に同じものの別の見え方であり、異なる次元のものの物質的投影の結果ミクロ・マクロ的にこの次元に重なって見えているのだ。
例えばここ最近の同時多発的に起こっている日米その他の中学生を中心とした事件も、実は太陽の電磁波的周期の異常と大いに関係があると考えられる。この３次元ではあらゆる存在は電磁波的である。人間の肉体はそもそもの発生（受精）時から電磁的なものによってその方向性および存在傾向が決定される。この事を運命やカルマは変えられない決定的なものであるという否定的認識をするのも自由であるし、自分がこの物質的限定を自ら選択して、３次元地球が次元上昇するチャンスを狙ってやって来たと解釈する事も自由なのだ。
ただ物見遊山にやってきた者もいれば、せっかくいるのだから能動的に関与・参加しようという者もいるだろう。いずれにせよ過去から長期に渡り形成されてきた、この強力な世界観（ひとつの意識集中点）もいまや取り繕いきれないほつれがあちこちで出始めてきている事実は否めない。道徳的に品行方正であれば、世界の仕組みが理解できていれば、世界の危機にも不動でいられるのか？神を無心に信じていれば、おのれの仏性を活性化しようとすれば、自分だけは生き残れるのか？そのような事は誰も保証してくれない。それを保証してくれる者は偽者である可能性が高いから注意が必要だ。
未知の世界では過去の倫理や人生観、宗教や教育はほとんど意味を成さない。今までずっと良かった状態を今後もそのまま続けていこうとしても、世界の方が変わっていってしまうのだ。ましてや経済や政治は根本的に変わってしまうだろう。家族や個人のアイデンティティのあり方すらも。自我をなくして他者の言いなりになる者は、その意識が吹き飛ばされてしまう。明確な意識のまま次元間を渡り行く事が、アセンションであり、生きたまま死後の世界といわれる次元を通過する最低条件なのである。
２０１３のジグソーパズル(３−２)
|
