（０９１７）この地球に人間として存在することの奇蹟

　今ここに３次元の肉体を持って存在するということのものすごい奇蹟。多重多次元のリンクする世界から見れば、この地球上で生活するということはこの上なくヘヴィで、時間がかかり、息が詰まるほど濃密で、愚かで…、そして面白いことなのだそうだ。この３次元にスペーススーツとしての肉体を持ち、それを自在に動かして物質に関与するということができる奇蹟。

　ひとたびこの３次元の肉体から離れてみると、慣れていないと何度戻ろうとしても微妙にずれてしまい、ぴったり元に戻るのに大変な努力を要するらしい。そして慣れるためには、元々知っていた多次元宇宙構造の秘密を、今一度忘れなくてはならないのだ。そして銀河の記憶を回復するプロセスを楽しむためには、３次元世界での苦労すらも楽しみに来ているということを。そして忘れてしまったが、自ら能動的に忘れたということの記憶が、多次元宇宙世界と自分自身に対する「信頼」として体の中に残っているのだ。

　はっきり言おう。実はみんなマヤ人であり、超越天使メタトロンであり、多次元多重世界にも生きているのだ。それに比べれば３次元におけるテレパシーやサイコキネシスやテレポートなどはたいした奇蹟でも超能力でも何でもない。もちろんサイババやキリストなどのように、それを人々の記憶開放のための触媒として用いる者もわずかながらいる。しかし大概はエゴの増大のためにその貧しい超能力を努力して体得しても、バランスの取れないフリークになるに過ぎない。

　今ここに３次元の肉体を持って存在するということの奇蹟、考えた事がそのまま言葉となって声に出せること不思議、自分の肉体が思った通りに動いてくれるということに対する感謝…。むしろその方にこそ意識をフォーカスすべきではないだろうか。

２０１３のジグソーパズル(２−４)