（０９１２）狂気の中で正気を保つための技術

　フラワー・オブ・ライフにおける「マカバの瞑想法」とはアセンションに備えて、それまでの記憶と正気を保つための技術である。「チベットの死者の書」には死んで別の位相に移行する間の中間次元で、カルマを繰り返さないよう記憶と意識を保つための技術が描かれている。

　イタリアの地下都市ダマンフールでは、実際にタイムトラベルの実験が行われているという話だ。しかしさまざまな次元に遭遇しても慌てないだけの十分な知識と、実際に人間の限界まで耐えられる十分な体力のあるわずかにな人にしか、その実験には参加できないのだ。知力も体力もないものは消滅して戻ってこないという。

　ケミカルな薬によるトリップというものもある。そのほとんどは非合法である。基本的に考えても人工物は自然物の滑らかさに比べると、コンクリートの表面のようながさつさが感じられる。しかし化学物質自体が悪いのではなく、それに携わる者の意識の姿勢の方が大きい。キノコに対するような愛情を持って化学物質に接する者はほんどいないだろう。逆に言えばハッシシやアヤワスカやペヨーテなどの自然な幻覚性植物もまた、接し方いかんでバッドトリップになる。そしてその結果、アストラル体が傷ついてしまう結果になるらしいのだ。

　私はそれらは個人的に必要ないだろうという少し狭量な姿勢だった。しかし今や生命ベクトルをチューニングしてそれを服用する機会があれば、ケミカルも幻覚性植物もやぶさかではないと考えている。

２０１３のジグソーパズル(１−５)