人間や動物に先んじて植物はすでに進化を始めているという説がある。そして菌類（キノコ）はすでに進化を終えて、より広い次元を人間に見せてくれるというのだ。いわゆる幻覚キノコである。キノコワークという名前で、それを快楽や放蕩からではなく、真摯で敬意を持ってそれを食し、人間の未来を示す多重次元を見るというセッションがある。 そのキノコを作る人はキノコに敬意と愛情を持って接し、またそれを服用する人のために心を込めて育てている。もちろんそのキノコは非合法なものではない。
もともと人間の脳内で作る化学物質を増産させる力がそのキノコにはある。脳とはある意味で宇宙の情報を処理するのではなく、その全情報を直接流入させると超過負荷になって発狂状態になってしまうので、情報の選択と制限をするための機能である。そのキノコはその制限を緩和し、人間が本来アクセスできる次元世界への扉を開くのだその超常次元では、ヒトは３次元的な肉体の自分を別の視座から見るという。また魂のような状態で飛び交う他人も見えるらしい。正常でないという状態にも少なくとも２方向がある。いわゆる狂気と自己超越である。前者は異常であるが、後者は超正常である。もしくはイってる人・キてる人であるか、イケてる人・コレてる人であるかである。イってる人・キてる人は、自分を制御できずに狂気の海に飲み込まれて戻ってこれなくなる。イケてる人・コレてる人は正常を保ち、超越と日常の新たなるバランスを保つ。 ２０１３のジグソーパズル(１−４) |
