 ２０１２年１２月２１日が現在の１３バクトゥン、ほぼ５２００年の大周期の暦が終焉する。もしホゼ・アグエイアスの表現が正しければ、その時にこの３次元的な地球が終わり、多次元世界の地球外文明と邂逅し融合するのである。物質的な地球の世界観煮執着するものにとっては、それはまさに世界の終わりであろう。しかし地球が多次元と連結して神の星となるというイメージを持てれば、それはむしろ子宮の中の胎児から外世界に生まれでた新生児のように、まったく新しい誕生として体験できることになる。
３次元の肉体はスペーススーツ、つまり空間のスーツである。この肉体のＤＮＡレベルでの欠陥が記憶喪失ウィルスを発生させ、人類は５２００年の間記憶喪失に陥っているというのが「ドリームスペル」の設定である。コンピュータウイルスとそのワクチンという表現が良きメタファーであるが、この記憶喪失ウィルスに対するワクチンが時間のゲームである「ドリームスペル」なのである。
この４次元ロールプレイングゲームの遊び上手な者が、このゲームのコードブレーカー、すなわち暗号解読者なのである。ヒト・ゲノム計画は確かなデータを提示してくれるだろうが、それだけではヒトの全情報解読は不十分なのだ。数％しか使われていないという脳細胞、そしてやはり数％しか発動しておらず、残りは眠っている状態のＤＮＡがそれぞれ能動的に全開し始めたら、いったいどうなるのだろう。多次元的に宇宙を認識する事ができるのだろうか。
２０１３のジグソーパズル(１−３)
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