テトラクティスは１から４までの３角数の形だった。では５の３角数はいくつだろう。１＋２＋３＋４＋５＝１５。ところで３次元を正４面体で決まる平面で分割した時できる領域は全部で１５である。そして１つだけが閉じている。つまり正４面体の４つの面をその線を超えて外部に伸ばし続けた時、その面の交差によって分割される空間領域の数が１５できるということだ。これはまた正４面体の点４、線６、面４、胞１の合計でもある。１つだけ閉じた領域とは正４面体の内部空間、つまり胞の１のことだ。

　また地球のワールドグリッド（※）を構成する大円は全部で１５本である（図２参照）。光はその地球を２秒で１５回周回するのに相当する距離を進む。また最小の魔方陣で土星の印章ともいわれている３次魔方陣の定和、つまり縦・横・対角線それぞれの３数の和は全て１５になる。金星の公転周期は１５の２乗２２５日である。

　１日は２４時間だが、１５日で３６０時間となる。なお１５日は７日＋７日＋１日（もしくは７日＋８日）だが、これは１年が１７７日＋１７７日＋１１日（もしくは１７７日＋１８８日）であることと相似形として見ることができる。この７と８は前述した、平常時における成人の心臓の収縮と拡大における時間占有比７：８（もしくは７／１５：８／１５）とも照応しているのではないだろうか。また原子番号１５：Ｐリンは原子番号１：Ｈ水素、６：Ｃ炭素、７：Ｎ窒素、８：Ｏ酸素と共にＤＮＡを構成する５つの重要な元素である。

（※）ワールドグリッドと地球のパワースポットに関しては、ＺＯＮＥ−３の（３３２）でより詳しく見ていこう。