★
■１■地球の12年は木星の１年であり、木星の７公転は天王星の１年である。
地球の84年が天王星の１年であり、地球の12年は天王星の１／７公転である。
地球の12年は天王星の１／７公転である。地球の７年が天王星の１／12公転だ
ということだ。木星の28公転は天王星の４年で、地球の336年にも相当する。
■２■これはアバウトな表現なので、もう少しだけ細かく見てみよう。木星の
７公転周期30327.5日は天王星の１公転周期30688.380日に近似しているが
(誤
差360日) 、誤差が360日あるということは、正確には木星の７公転周期は地球
の83公転30315.1日に近似しているということだ(誤差12.4日弱)。
７×12＝84
(1)地球の84公転 30680.345日 地球の
336公転 122721.38日
(2)天王星１公転 30688.380日 天王星の４公転 122753.52日
(3)木星の７公転 30327.5日
木星の 28公転 121310日
(4)地球の83公転 30315.1日
地球の 332公転 121620.1日
■３■図に示した多角形は左が正12角形、右が正７角形だ。まずは天王星の公
転軌道を地球の７年ごとに分割し、さらに木星の１公転周期で分割した形であ
る。１／12は地球の７年2557日だが、地球の太陽暦での７年は84ヶ月だから、
この天王星の１公転の30度に当たる円弧と
360度の84年はホロン構造である。
■４■12×７という形の図で表したのは、地球の12年を白鍵７＋黒鍵５の12音
(または12音階)とし、これを内包する木星の１公転を１オクターブとして、天
王星の１公転を７オクターブに相当するピアノの鍵盤に見立てられるからだ。
実際のピアノの鍵盤の88音には４音不足だが、様々な倍音関係が見て取れる。
■５■木星の公転周期を物理的な鍵盤の幅として12等分すると、ほぼぴったり
361日となる。しかし実際の木星の７公転は30327.5日だから、天王星の１公転
周期 30688.5日より361日分少ない。天王星の公転周期を361で割ると、ほぼぴ
ったり85になる。つまり天王星の円形ピアノは全部で85音あるということだ。
■６■19は20進法で最大の数だ。天王星の１公転は月の1040朔望周期だが、木
星の７公転周期30327.52日は月の1027朔望周期(30327.3日)
にほぼ等しい。つ
まり13朔望周期分だけ不足しているのだ。木星の７公転と地球の84年との誤差
は352.28日なので、むしろ地球の83年で誤差11.42日と見る方が自然だろう。
天王星の1/7年4376.197143日と地球の12年4382.9064日（誤差
6.71日）
木星の１年4332.5029日 と地球の12年4382.9064日（誤差
50.40日）
天王星の１年30688.380日 と地球の84年30680.3448日(誤差
8.04日）
木星の７年30327.5203日 と地球の84年30680.3448日(誤差
352.82日）
木星の７年30327.5203 と地球の83年30315.1026日(誤差
11.42日）
■７■ルドルフ・シュタイナーは、人間は７年毎に身体を完成させてゆき、63
歳で成長の頂点を迎えると言っている。いわゆる私たち人間の７年周期説であ
る。太陽系第７番惑星である天王星の公転周期84年は、四柱推命・紫微斗数・
西洋占星術等が示す12年周期とこの７年周期との積で、ちょうど位相が揃う。
wikipediaより借用、加工。
■８■７年周期説はシュタイナーの専売特許ではない。ＢＣ５〜４世紀に古代
ギリシアで活躍した医学の父ヒポクラテスは、人間の成長を７年ごとに区切り
７歳までを幼児期、 14歳までを児童期、 21歳までを少年期、28歳までを青年
期、49歳までを成人期、56歳までを中老年期、63歳までを老年期としている。
■９■63歳は７×９の年齢だが、当時から人間の寿命はこれくらいと考えられ
ていたのだろう。ところでヒポクラテスは「人間がありのままの自然体で、自
然の中で生活をすれば120歳まで生きられる」とも言っている。120歳は無理だ
としても、現今の日本人の平均寿命は、７×12の84歳を超えたところだ(※)。
■10■この７年周期説には厳密な科学的裏付けがあるわけではない。しかし脳
や心臓以外は細胞が各周期で新陳代謝し、分子レベルで言えば全ての器官が５
〜７年で完全に入れ替わる。天王星を私たちの一生を７年ごとに成長させる天
上の楽譜と捉え、地上で心身をもって生命を奏でていると考えるのも楽しい。
『アルタクセルクセスの贈与を拒絶するヒポクラテス』ジロデ＝トリオゾン画、1792年(部分)wikipediaより
■11■天王星はその公転周期の間に 42741.47632回自転する。これは木星公転
周期4332.5日のほぼ10倍にあたる。木星は自身の１公転の間に
10464.97585回
自転するが、この２者の比は４：１である。つまり公転周期の比はほぼ１：７
だが、それぞれの１公転周期の間の自転回数はほぼ１：４になっているのだ。
天王星⇒公転周期30688.380日⇒１公転周期間の自転回数42741.47632回
木星 ⇒公転周期 4332.5日⇒１公転周期間の自転回数10464.97585回
天王星公転周期：木星公転周期≒７：１
天王星の１公転間の自転回数：木星公転周期≒10：１
天王星の１公転間の自転回数：木星の１公転間の自転回数≒４：１
|
E-003
木星と地球の天王星ピアノ
