C-009 地球と火星の大接近周期15年

 




■1■火星の会合周期は780日(3ツォルキン)だったが、その7会合周期5460
日(21ツォルキン)ごとに地球に大接近する。この周期はまた地球のほぼ15年
に当たる。もう少し詳しい数値で表現すれば、火星の7会合周期・5459.7627
日は地球の15年・5478.633日にほぼ等しい。誤差はわずか18.8703日である。

■2■この関係は1年364日の13の月の暦で考えれば、15年が5460日(=364×
15)になるので、ちょうどぴったり重なる。また火星の公転周期と比較すれば
公転周期は5496日(5495.872日)なので、地球の15年より17.239日多いがこち
らもまたほぼ等しい。 これを整数化して整理してみると以下のようになる。

    (1)火星の7会合周期   5460日
    (2)地球の15公転周期   5478日 …(1)と(2)の差は18日
    (3)火星の8公転周期   5496日 …(2)と(3)の差は18日
                      …(1)と(3)の差は36日

■3■21ツォルキン・5460日は火星の7会合周期だが、この4倍の84ツォルキ
ン・21840日は地球の60年・21915日(21914.532日…誤差75日)、火星の32公転
周期21984日(21983.488日…誤差144日)に近似している。この構造は天王星の
1公転周期、地球の84年、118ツォルキン、1040 朔望周期の同期と似ている。



■4■天王星の1/4公転は地球の日数で換算すると7672日だが、これは地球
の21年(7670日)、月の260朔望周期 (7670日)、29.5ツォルキンの(7670日)に等
しく、またぴったり4倍の天王星の1公転(30688日)が地球の84年(30680日)、
月の1040朔望周期 (30680日)、118ツォルキン(30680日)とも同じ構造である。

   21ツォルキン   5460日    84ツォルキン    21840日    
   火星の7会合周期 5460日    火星の28会合周期  21840日    
   火星の8公転   5496日    火星の32公転    21984日    
   地球の15公転周期 5478日    地球の60公転周期  21915日    

   地球の21年   7670日    地球の84年     30680日    
   天王星の1/4公転 7672日    天王星の1公転   30688日    
   月の260朔望周期  7670日    月の1040朔望周期  30680日    
   29.5ツォルキン  7670日    118ツォルキン    30680日    

■5■この「地球と火星の大接近周期」と「天王星の1/4公転周期」の比較
において、地球の公転周期で考えると15:21であり、月の朔望周期で考えると
185:260=37:52である。また火星の公転周期で考えれば8:11(または8:
11.16)、火星の会合周期で考えるとほぼ7:10(または7:9.83)でもある。

■6■この「地球と火星の大接近周期」と「天王星の1/4公転周期」の周期
は1ツォルキンと地球の1年の比なので、260:365≒5:7(260:364であれ
ばぴったり5:7)である。さらにこの2つの周期はツォルキンをベースにし
て考えるならば、42:59(≒1:1.4)であり、これはほぼ白銀比にも近い。

■7■また「地球と火星の大接近周期」と「天王星の1公転周期」との比は、
5:7×4だからほぼ5:28であることもすぐにわかる。ツォルキンで捉えれ
ばこの比は 21:118である。さらに「火星会合周期」は3ツォルキンと等しい
ので、「天王星公転周期」との比は3:118(≒1:39.33)になっている。