C-006 さらに火星の諸周期を見る

 




■1■水星・金星・火星の公転周期の和はぴったり1000日だったが、この1000
日から黄金比φの12乗(≒322)を引くとちょうど火星公転周期の687日になる。
水星・金星・地球・火星という4つの地球型惑星の公転周期の和が1365日にな
ることはすでに見たが、この1365は火星の2公転周期1374にも近似している。

■2■なお火星の2公転周1374日が月の50自転・公転周期でもある1365日に近
似しているということは、火星の1公転周687日が月の25自転・公転周期に近
している(誤差4日)ということでもある。水星の公転周期 88日、金星の公転
と自転の平均周期234日、地球の公転周期365日の和も火星公転周期に等しい。

■3■海王星公転周期60182日と水星公転周期88日の比はほぼ684:1だが、こ
れは火星の1年と地球の1日の比687:1に近似している。地球の1日を水星の
1公転88日とすれば、火星の1公転は海王星の1公転にほぼ対応するというこ
とだ。火星と木星の会合周期 816.44日と火星会合周期780日はπ:3である。



■4■火星の会合周期は780日である。780日は26.5朔望周期(誤差1.175日)で
あり、大潮小潮周期の53回分であり、3ツォルキンだった。火星会合周期と地
球公転周期との比は15:7であり、火星会合周期と金星会合周期との比は4:
3である。地球の食年346.6日とツォルキン260日の比も4:3になっている。

■5■木星会合周期339日と土星会合周期378日の和777は火星の会合周期780日
に近似している。なお地球の公転周期の1/4に自然対数の底eと円周率πを
かけた数値 779.7673…も、780に近似している。つまり火星会合周期は地球公
転周期の(e・π)/4倍である。780という数はまた、39の3角数でもある。

■6■地球の食年346.6日と火星の会合周期との比は4:9である。この4:
9は、地球の自転周期1日と、土星の1日(0.444日)との比であり、地球の公
転周期とマヤの819日周期との比であり、完全なる数100と金星の公転周期225
日との比であり、またツォルキン260日と金星の会合周期との比でもあった。

■7■さらに火星の自転周期1日、公転周期687日、地球と火星の会合周期780
を足せば1468日となり、地球の4年1461日、もしくは4年間の地球の公自転数
1465回に近似する。また15の正4面体数680はこの火星公転周期に近く(誤差7
日)、また26の2乗676もまた近似している(誤差11日)。火星はまだ奥が深い。

  (1) 火星公転周期687日は、月の25自転・公転周期日683日に近似(誤差4日)
  (2) 火星の4公転周期2748日は、月の100自転・公転周期日2732日に近似誤差16日)
  (3) 水星、金星、地球の公転周期の和678日は、火星公転周期687日に近似(差9日)
  (4) 15の正4面体数680も、火星公転周期687日に近似している
  (5) 26の2乗(=676)も、火星公転周期687日に近似している
  (6) 金星公転自転の平均周期、水星-地球の公転周期の和は、火星公転周期に等しい
  (7) 水星、金星、火星の公転周期の和は1000日となる
  (8) 1000日から黄金比φ
12(≒322)を引くと火星公転周期687日になる
  (9) 1365日は上記の(3)678日と(4)687日の和である。
  (10)海王星と水星公転周期比684:1は火星の1年と地球の1日の比687:1に近似
  (11)10火星公転周期6870日を自然対数の底eで割ると2527.3日で、7トゥン2520日
  (12) 火星と水星の公転周期(687日と88日)の和775日は、火星会合周期780日に近似
  (13) 火星の会合周期780日は3ツォルキン780日に等しい
  (14) 地球公転周期365日と、火星会合周期780日との比は7:15である
  (15) 金星の会合周期584日と、火星の会合周期780日の比は3:4である
  (16) 火星と木星の会合周期816.44と火星会合周期780の比はπ:3である
  (17) 木星会合周期399日と土星会合周期378日の和777は火星の会合周期780日に近似
  (18) 火星の会合周期の日数780は、39の3角数でもある
  (19) 地球の食年346.6日と火星の会合周期780日との比は4:9である
  (20) 地球の公転周期365日と、火星と土星の会合周期734日の比は1:2である
  (21) 火星の会合周期780日≒(365.2422)e・π/4=779.7673…
  (22) 火星の会合周期780日=5×12×13

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       ◆軌道長半径: 1.52AU (1.52368AU≒3/2)
       ◆赤道半径: 3397km (地球との比は1:0532612104≒1/2)
       ◆質量:   0.11 (0.10745≒1/9)
       ◆自転周期: 1.0260日 (24時間37分23秒)
       ◆公転周期: 687日 (686.98405日=1地球年れ321.9日≒1.88年)
       ◆会合周期: 780日 (779.86610日≒3×260)
       ◆密度: 3.93g。

     ()ジョン・マルティーノ『星たちのダンス』の発想を参考に、実際に計算して確かめてみたもの。