2012.02.20 Monday　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■１■みかんが大声でベッドを回り、私を起こしに来る。夕べも12時を回ってから床についたので、もう６時を回った頃かと思いつつ時計を見ると４時ちょうどだった。床の中の温もりをぬくぬくと味わいつつの２度寝をきっぱり諦めて居間に移動する。残温で室内は寒さが身を切るほどではない。

■２■パネルヒーターをオンにして、ゆっくり体を揺すりながら筋肉をほぐす。みかんは思いのほか静かだ。４時９分、棚の上のデルピーハウスから黒猫がゆっくりと出陣して来る。みかんはこたつ机の下で箱座り。そろそろ私の弟妹が住む神奈川藤沢にもまた行かなくてはと思いつつ体をほぐす。

■３■29分、そろそろかと思って東の窓から外を見る。隣りのマンションの通路を４階から３階へ移動する人影がある。いつもの黄色い上着ではないけれど、同じ新聞配達の人だった。みかんが窓辺に来て一緒に覗く。デルピーはヒーター同好会。30分、バイクのライトが180度ターンして発進した。

　　　

■４■みかんが鳴きながら台所のドアノブに伸び上がる。はいはい、分かってるって。ドアを開けて玄関にむかう。ドアに隙間を作って、ストッパーを挟む間も私を急かすみかん。外気を嗅いでから突然大声で鳴くので、腋の下を抱き上げて廊下に引き戻す。指先が小さな心臓の鼓動を感じている。

■５■ドアを開けてするりとデルピーが登場した。エレベーターが１階から上昇してくる。スタンバるみかん。デルピーは後ろで何か日和り気味か。５階を示すランプボタン。「おほほっ」とドアの隙間のみかんを見て少しご機嫌なトーンの声。「…おはよう…んふふ…こりゃっこれこれ…ふふ」

■６■洗面所のドアの陰でそれを聞きながら、隠れ聞きするちょっとした後ろめたさより、配達員さんの猫との数秒の触れあいを知る喜びを正当化自分を知る。すぐに仕事に戻り階下に降りて行く足音。相手にされない位置から居間に戻るデルピー。そこにいる事に意味があるのかな、君は？

　　　

■７■居間に戻り、静かに箱座りする２匹。清水港直送という焼かつおをほぐし、二分して与える。これだけは気分に関係なくよく喰らいつくなあ。さてまだ５時だし、２度寝すべいか。このままではまた今日どこかで寝落ちするのは必定だし。しかし折角だから少し黄金比についてまとめるか。

2012.02.21 Tuesday　

　　　

■１■またもや０と１と２ばかりの日付が続く。午前４時15分。自然に目覚める。みかんがベッドの周りを鳴きながら周回しようとした、その第一声と同時に床を離れる。ヤバい、この時間に目が覚めるパターンが復活中なのか？居間で座し、上半身をゆらゆら揺らしながら首・肩の凝りをほぐす。

■２■そろそろかと思い、窓際から隣りのマンションを覗く。29分に、３階を動く人影。配達員さんだ。みかんも窓辺に飛び乗って、バイクで発進するのを一緒に見る。居間に戻ると30分だった。秒数まで04秒と機械のように昨日と同じだ。凄いな。もはや手順は昨日と同じ。玄関ドアをセット。

■３■今朝はみかんがへばりつくと大声で鳴く。あまりにうるさいので抱き上げて一緒にドアの外を覗う。みかん、プルプルと小刻みに震えている。寒いんか、やっぱ。デルピーも玄関に登場してくる。今日は３階からエレベーターが上昇してくる。今朝は２匹がツートップ状態でスタンバっている。

　　　

■４■エレベーターが開く。同時に声。「おほっ、んははぁっ…」ドアの隙間から覗く猫の顔を見たリアクションに、こっちも和む。「おはよぅ…ふふ…あー、こりゃ、こりゃ。」僅か２〜３秒だけれど、屈みこんで手を伸ばしてる雰囲気。今朝はデルピーも一緒に挨拶できたのかな。早足で去る足音。

■５■デルピー、すぐに居間にもどる。みかんは名残惜しいのか、ドア前から動こうとせず。やにわに大声で鳴き始めるので、しかたなく居間の方に追い立てる。台所のドアを閉めると、ドアノブに伸び上がって鳴くみかん。今日はもうお終いなんだって。猫缶のいなばのとろ鮪を半分ずつどうぞ。

2012.0２.22 Wednesday　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　

■１■夜中に目が覚めて、猫が動き回っている気配を感じる。午前３時半だ。おかしいと思って居間に行くと、愚妻がノートＰＣでネットをやってた。猫がうるさいからケアしてくれと言うと、ネットを止めてベッドで寝入ろうとする。いや、だから猫の深夜大運動会のケアしてってーの。

■２■いつのまにか愚妻、爆睡してる。みかんとデルピーの確信犯的なベッド周辺騒乱罪。しかたなく起きる。４時22分。居間は温かい。デルピーは目配せしてから突然ダッシュする、追いかけっこ誘因行為開始。みかんも何気に喰いついて猫鬼ごっこ。私は窓から隣りを覗う。みかんも覗く。

■３■今朝は温かいのか、窓に曇りなし。黒猫、このタイミングで窓の下にある第２トイレに放尿。しかもすぐに遁走。32分、眼下に新聞配達のバイクが到着。動きがいつもより少し緩慢に見える。36分にその周辺の配達を終えて、バイク発進。台所のドアを開けると、みかんが玄関に脱兎。

　　　

■４■５階でエレベーターが開く。「よいしょっと…。おぉ、こりゃ、こりゃ…こりゃっ」今朝はいきなりタッチ３連発？実際に触れているのか、手を伸ばしてるだけなのか、洗面所ドアの裏からは分からんけれど。「ふう…」とため息１つすると、次の配達に走り去る彼。静かになるみかん。

■５■デルピーはまた少し斜に構えてたから、アイコンタクトできたのか不明。すぐに居間に撤収する２匹と１人。テーブルの上に菓子袋が散乱している。愚妻の仕業だ。夜中にこんなもん食ってたらいかんっちゅーのに。猫ズには金缶まぐろをフィード。…あれ、ちょっと喰いつき悪いなあ。

■６■そういえば昨日、ふと衝動的にジャガイモをスライスして油で揚げてみた。ポテトチップス様のものを愚妻がデルピーの顔の前に持っていたら、けっこう喰いついてきて、フガフガいいながら食っていた。ゲテ？ベジ？油で焦げた部分が好き？まだまだ未知食品あるな。色々食わせてみよう。

　　　

■７■猫々朝日記＋。午前10時、玄関チャイムが鳴る。週イチの野菜宅配便ポランだ。気付いたみかんが玄関にダッシュ。先週の箱とタマゴケースと注文書入れ袋を整えているうちにみかんが玄関ドアにへばりついたいるので、引き剥がしつつドアを開けると、ちょうど５配達お姉さんエレベーター出るとこ。

■８■猫々朝日記＋。先に野菜箱を受け取って、足でドアを抑えつつ身を捩って先週の箱を手渡す。さあ、みかん、お前の出番だ。…って、新しい野菜箱の匂いくんくん嗅ぐのに夢中かよっ。ドア閉まり際にみかんが再ダッシュ。慌てて抱き上げる私。お姉さん、見てくれたでしょうか、うちの愚猫１号を。。


2012.02.23 Thursday　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　

■１■何か小動物がベッドの周りを動いた気がして目が覚め、居間に移動。壁に掛った時計を見るとまだ３時30分だ。半端な時間だと思いつつ、パネルヒーターのスイッチを入れて、その前で横になる。みかんが台所のドアを開けろと鳴き騒ぐので、傍にクイックルワイパーを立てる。天敵なのだ。

■２■居間で再び目が覚めて時計を見ると４時30分だった。すわ、玄関で猫の接見タイムだと思ったけれど、何やら体がしんどいし外は雨。定時に新聞が配達されはすまいと脳内で自己中止宣言をする。しかし35分、少し目が覚めてきて、まあトライするだけしてみようと考え直す。雨降りやまず。

■３■新聞に防水梱包をしたりするのに時間がかかるのだろうなと思いつつ、今朝は玄関横の書庫室から外を覗う。46分、雨天装備のバイクが隣りのマンション下に到着。雨の中、走って配達路を巡っている。ゆっくり玄関ドアを開けて、ストッパーを差し込む。みかんが早速スタンバった。

　　　

■４■４時58分、エレベーターが１Ｆから上がって来る音。デルピーも外を覗く。私は洗面所ドアを少し開けてその裏に移動。玄関に配達員さん到着。「うん、ほいっ…」と言いながら玄関の隙間の猫頭に腰を屈め「うりっ、おはよ…、ほれっ…おはよう。いい子だねえ、んふふ…」とご機嫌そうな声。

■５■階下に走り去る足音を確認しつつ玄関を見ると、白っぽいのと黒いのがその行く手を目で追っていた。今朝は２匹ともアイコンタクトしたようだ。私に気がつくとデルピーはさっと居間に移動開始だ。みかんもそそくさと台所に戻る。雨降りやまず。ジューシー焼かつおをほぐし与える。ガン喰い。


2012.02.24 Friday

　　　

■１■目が覚めたけれど時計が見当たらない。仕方なく起きると居間の掛け時計は４時だった。眠い。今から２度寝すると５時過ぎまで寝てしまうだろう。胡坐をかいてゆらゆらゆる体操。４時28分、隣りのマンション前にバイクが到着。31分には近隣の配達を終えて発進。窓越しにじっと見ているみかん。

■２■玄関を少しだけ開けてストッパーをかます。入り込む外気が一時ほど冷たくない。こんなところにも春近しの実感がある。エレベーターが上がって来る。今朝も２匹がドア前でスタンバイだ。ドアが開いて光が漏れだす。新聞配達員さんの声「おうっ…よいしょ。おはよう。うりっ、おはよ。」

■３■遭遇中のみかんはいつも静かだな。走り去るおじさんの足音。デルピーは早々に居間に戻る。みかんは２度３度大声で鳴く。何？何の意志表明？近所迷惑を慮って、取り急ぎ居間に追い立てる。書庫に夕べ吊るしておいたハタハタを見る。なぜ落ちているんだ？しかし無事なので再度吊るす。

　　　

■４■夜中に猫手で飛びついてはたき落したのか？重し用の多面体箱ごと落下してるし。食おうとしたけれど半生魚は苦手だったのかな。このあたりも解明しなくては。ハタハタの一夜漬け再生。居間でごろごろ中の猫２匹には、パックの焼かつお半分ずつ。部屋が夕べの小アジの残り臭い気がする。


2012.02.25 Saturday

　　　

■１■午前４時、起床。みかんと共に居間へ。10分、デルピー出動。15分、みかんが大いに騒ぐので口頭で厳重注意。25分に窓から隣のマンションの配達を終えて発進するバイクを見る。すぐに玄関をセット。今朝はデルピーも参戦気分なのか。35分、エレベーターが上昇してきて３階で止まる。

■２■エレベーターが上がって来るのを待ち続けるが、一向に来ない。マンションの３階の住民が帰宅した様子。…40分…50分…、新聞の配達はバイクの音すらしない。久しぶりのイレギュラーなのだと分かる。デルピーがさっさと居間に戻る。彼が興味があるのは配達のおじさんでなくて妹のみかん。

■３■５時を回るとさすがにみかんも忠犬ハチ公モードを崩し、一端居間に戻ってデルピーと追いかけっこを開始。登り掛けた山と違って乗りかかった船だから、しかたなく１人、玄関の隙間から外の音を聞く。案外色々な音でざわめいている。５時11分、エレベーターが静かに１階に降りて行った。

　　　

■４■みかんがドア口に駆け寄って来る。デルピーは居間でカリカリ食ってる。隙間からじっと何かを見ている。どうもエレベーターの現在階を表すランプボタンらしい。あの点滅とエレベーターが上昇と停止の音を聞き合わせ、それなりに色々考えているのか。12分、エレベーターのドアが開く。

■５■「んほう…ふふ、おはよう、おりこうだね。んふふ…」ドアの隙間から漏れる光と影だけを見ていたが、腰を折るかしゃがみ込むかしてみかんの間近で挨拶してくれている。大人しくしているみかん。おじさんが階下に降りて行ってからデルピーがゆっくり登場する。おいおい、何だよそりゃあ…。

■６■土曜だからからしい分厚い折り込み広告入りの新聞には極薄のビニール袋が掛っていた。雨の降り終わり間際なのだろう。途中から遅延の時は今までもこのパターンだった。みかんには御苦労さまの焼かつおをほぐして与える。デルピーはなぜか前足で砂をかける仕草。神経質なんだよなこいつ。


2012.02.26 Sunday

　　　

■１■みかんがガン鳴きで私を起こす。やれやれと居間に移動。おいおい、時計を見ると午前３時だよ！起こして安心したのか、自分は本棚の上のねぐらに戻るみかん。あと１時間半、どうせいっちゅーの？午前４時に居間で目が覚めた。寝落ちしていたらしい１時間。ヒーター前でも寒いなり。

■２■４時10分、デルピー出動。こいつもしっかり定時行動だな。…て、みかんはねぐらで寝てんのか、おい？本棚の上のねぐらに手を突っ込んでみる。はっしと両手で掴まれた。なんだ、起きてんじゃねーかよ。ストン、タ！と降りて来た。30分ジャストに隣りのマンション前にバイクが到着した。

■３■みかんは机の上に乗って一緒に見ている。33分、バイクが再発進。玄関ドアをセット。みかんの大鳴き開始。どうどうどう…抑える私。デルピーがひょろりとやって来る。37分、エレベーターオープン。ガコン！と新聞が配達してから「おはよう、んふふ…ほりゃ、ほりゃ…」と声をかける配達員さん。

　　　

■４■この時ばかりは黙るよね、みかん。今日はデルピーとの２トップ。配達員さんが退出するとすぐにデルピーは居間に戻る。みかんはしばし動かないまま。余韻に浸っとんのか？台所でいつもの焼かつお本ぶし味をプロバイド。「キャットフード（おやつ）」って書いてある。…おやつだったのかこれ！

■５■さて２度寝すべいかと思っていると、玄関が開いた音がしたらしくデルピーが走っていく。「ヘッロー！」とか言いつつ愚妻が入って来た。昨日（今日もらしい）は試験問題の模範解答作成の仕事があって、その後同僚の先生たちと打ち上げ＆カラオケで朝帰りだった。毎年の恒例行事だわな。

■６■「もう少し早ければ、玄関で新聞配達のおじさんと出くわしとったぞおい」と言うと、「知っとるよ、だからコンビニを一回りして時間調節して来たたのだわさ」とのレスポンス。「10時に豊田スタジアムでサッカーのウズベキスタン戦のチケット取るから起こして」とも。私も２度寝するんだけど…。


2012.02.27 Monday

　　　

■１■睡眠の質が今までにないものになっている感じ。午前３時に目覚め、みかんと共に居間に移動。さすがに眠くてパネルヒーターの前で座りながら４時まで眠る。４時10分、デルピー出動。みかんは静かに待っている。デルピー、チューチューキャッチでひとり狩りの特訓開始。何やってんのおまえ？

■２■東側窓から外をチェック。４時27分、隣りのマンションに新聞配達のバイクが到着。同31分発進。36分、当家の玄関前に着。エレベーターが開く。ドアの隙間から覗くみかんを視認して「おほほ！」と言いつつ新聞投函するおじさん。座りこんで「おはよう、んふふん…、ほれ、ほれっ」と優しい声。

■３■立ち去るおじさん。するりとデルピーが台所からやって来る。10秒遅いよおまえ、何考えてるんだ？ドアから外を覗いてすぐ居間に戻る。みかんも後に続く。焼かつお本ぶし味を供与。何かパターンのマンネリか？しかし突然なくなるかも知れない気もする。取りあえず淡々と過ぎる日々。


2012.02.28 Tuesday

　　　

■１■幾何学的な夢を見ながら、これは間違えやすいのでしっかり正さねばなるまいと考えているうちに、みかんの大鳴きで起こされる。居間に移動するとまだ午前２時15分だった。マジかよ…。忘れた夢を思いだそうとしているうちに、いつの間にかヒーター前でまた寝落ちしていることに気づく。

■２■再び騒ぐみかんに新しい夢を破壊される。おいみかん、おまえ明らかにいつもより２時間早いから。たしなめるとおとなしくなる。なぜこんな夜中に２匹と１人でパネルヒーター同好会の活動すんのよ？耳鳴りもするし〜。ベッドに戻って眠る気にもなれず、朦朧としたまま時を過ごす。

■３■眠りの狭間で何度も時計を見るが、ほとんど進んでいない意識状態になる。これは心地良いが、おそらく体にはよくない感じがする。後で疲れが来るし。で、ゆる体操。猫寝てるし。４時25分、立ち上がって隣りを見降ろすと新聞配達人の姿が見えた。いつもよりちょい早いな。５分後は我が家だ。

　　　

■４■31分、エレベーターが開いて、配達員さんが飛び出てくる。みかんを見て「おほっ…おはよう。んふふ…うりうりっ」と楽しそうな声。ドアの隙間に手を伸ばしている様子。数秒後にはもう階段を駆け下りて行ってしまった。デルピーか直前に洗面所に入り込み、出て来た時はもう遅し。お約束か？

■５■２時間15分前に起きて数秒の猫と人との遭遇。私は何をしているのだろうと思いつつ、夕べ近所で尻尾の先が白い茶トラ猫を見かけたことを思い出す。冬場は寒くて野良猫の姿も見かけず、どうしているのかと思っていたからちょっと安心した。カバンの中のカリカリ餌が久しぶりに稼働。

■６■様々なものごとが変遷し反転するこの時期は、本当に好きなことだけをやっていれば良いのであるし、それのみが健全に生き延びるすべだと自覚しているので、今朝も特に後悔することはなく、水煮タイプの金缶まぐろを当家のデルミカに供する。喰い付きがいまいち。えーチョイス間違いなの？


2012.02.29 Wednesday

　　　

■１■みかんのもはや定時の起床強制鳴きで、一度居間に移動すると２時15分だった。さすがに今朝は寝直すことにした。再度の起きろコールで今度は３時45分。もういいや、今朝は起きよう。外は雨だ。少し温かくなったとは言えやはり氷雨。雨の日は新聞配達がイレギュラーになるんだよな。

■２■昨日の夕刻、久しぶりに大名古屋温泉に浸かってから寝たからか、体の各部がキシキシするが、調子は悪くない。４時半、窓から隣りを覗くと、みかんも机に飛び乗っ来て一緒に外を見る。下でザリザリッと音。デルピーが窓下のトイレで用を足してから脱兎の如く走り去る。足元がひょうと寒い。

■３■やはり定時には配達バイクは来ない。手持無沙汰でみかんの頭を撫でると喉を鳴らし始める。愚妻が言う「ゴロゴロ沸点の低いヤツ」なのだ。42分、雨天装備のバイクが見えた。47分、配達を終えて出発するのが見える。玄関に移動してドア等をセットすると、みかんの大音声の鳴きも始まる。

　　　

■４■55分、エレベーターが５階に到着する。ドアが開くとすぐに声。「おほっ…うふう。」新聞を投函するとすぐみかんに「おはよう、おはよ、待ってたの？ふふふ…んーいい子だねぇ」と声をかけてくれる。デルピーはせっかく同席しているのに死角に入って背を向ける。はい、お疲れ、今日は終了。

■５■居間に戻って、いつもの焼かつおを餌皿に乗せ与える。喰わないふりをしてから食うデルピー。おまえ最近マニエリスム入っとるよ。そう言えば夕べ久しぶりに近所の野良仔ネコを見た。良かった、生きていたんだと思い、また餌をあげようと決意したのに、今朝は雨。雨は野良を苦しめるよなあ。

■６■猫々朝日記＋。午前10時12分、マンション玄関からのインターフォンが鳴る。野菜の宅配だ。先週の通い箱と卵ケースを準備して、玄関ドアをオープン。みかんが最前線に飛び出すが、雨にビビって立ち止まる。宅配のお姉さんに「あら…」と注目される。奥に追い払う振りしつつ、心の中でやったね！とガッツポーズの私。

　　　
　　　

■７■猫々朝日記。冬場限定の日の当たる窓辺に設置してある私のＰＣ机が、なぜか突然バードウォッチングの会場に…。この後、ウカカカカ…の輪唱が始まります。