■１■1990年代にある種のキノコを食して編成意識を体験する合法的なイベントがあった。会場は青山道場というところ。特に興味があるわけでもないし、会費を払って体験する気も無かったが、招待されて参加した。後にそのキノコワークも違法になるのだけれど、当時は未だ法的に規制がない状態だったし。
■２■そのままではまずくて口にできないので、すりつぶしてミルクか何かの飲み物と一緒に服するのだけれど、私はほかの人達のようには全然意識変容はなかった。キノコが効きにくい体質だと言われ、数倍の濃さでリトライさせられた。視覚にやたら光が入ってくる視覚以上はあったが意識変容はなかった。
■３■遥か昔の大学生の時、私を催眠術にかけようとした友人がいた。いくらあの手この手を用いてもかからないので、催眠術にかかりにくい体質だと断定された。本当の催眠術師なら違ったかもしれない。もっと濃縮したキノコなら意識も変容したかも知れない。それよりいつも意識は変容している気がする。
■４■炎天下を歩いていて驚いた。多くの人がまだマスクをし続けている。オフィシャルも外せる時は外そうと繰り返しているのに。コロナ＆ワクチン狂騒曲の中で、社会的病態として狂信的で排他的な一種の集団催眠状態となる意識形成を説明するマス・フォーメーション・サイコーシスという仮説がある。
■５■私たちは生きて行く上で常に初見にさらされ、判断もその都度する必要がある。しかし集団催眠下だとその判別意識をやられる。最初から決めつけたものは変わらないのだ。催眠が解けないと終わらない場合が多い。集団催眠はその体制が完全に崩壊した時にようやく解ける。先に命が終わっても後の祭。
(※)『IN DEEP』を読んでこんなふうにも考えた。
2022.06.27
Monday
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