■日本の国会議員が、ほんの一部の議員を除いてみんなゼレンスキーの演説を聞き、式次第に則ってスタンディングオベーションをしている不気味極まりない画像を見せられて以来、これら政治の殆ど全ては自分とは関係のない紛い物の似非リアルなのだと再確信した。プーチンも皆もそれぞれが頑張っている。
■大根役者ぞろいの旧時代的なドラマの超絶馬鹿げたベタドラマは日本語空間ではない。政治や行政はもう非現実的で、多数の圧とか感じて同じ行動をする必要もとうにない。多くの者がそうしているからと子供や普通の大人に実際為している加害行為を、後日恥ずかしく思い、心から悔やんでももう既に遅い。
■しかしそれすらもまたより大きな視座からはそれぞれの立ち回り役だということになろうかと。最初にそれを言ってしまっては何の意味もない暴論に過ぎないけれど、一つ一つ順番に捉えていけるならば、ステージの幕が下りてから、最後は皆で手を繋いでアンコールのラインダンスを踊ることも予見できる。
■本当に自分のやりたいことを見つけ出して、あるいは思い出してそれをやるならば、徒党を組んで物事に反対するために暴力沙汰で邪魔をしたり加害したりしている暇はないんだよね。光は見え始めているのだから、今は判断できない様々な物事に対して加担も逃避もせず、並べ立てて保留にしておく時かと。
■人を傷つけたり、これまでの構築物を勝手に破壊したりすることなく、自らの中にある世界と自らの外にある自分自身を共に見る視座を捉え直していく。10進法だけの檻や直交３軸だけの空間認識から、滑らかに遊ぶようにはみ出して行く道筋を見つけて行く時。見栄も尊大さもなく笑いながら自分に素直に。
■思考は如何に素早く転がしたとしても、理性も支持する光速の壁を超えられない。逆に言うと、光速を超えた思考は直観やインスピレーションや恩寵や啓示として顕現しうる。自己のあるいは他者のそれらをそのまま信じて、思考の愚かさも内包したままものを言い行動するは、巻き込み型の自死行為に近い。
■感情の元を辿ると、食道の蠕動運動や内臓の捻じれの快不快にまで辿り着くかと思われる。生命の条件反射を土台に逐次構築されて行った思考や理性や論理や顕在意識は、感情を否定する限り自らの生命基盤自体の否定にも通じるだろう。感情の質や未知へのリンクに対する心地よさや笑いの振動を重ねたい。
2022.03.30
Wednesday
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