■この３次元の地上でも生きているということは、自らの重心と地球の重心とは常に一直線上にあるということだろうし、他者との重心同士の重心もそうであるように、ピダハンのように芽に見える範囲内のあらゆる他者他物の重心と自らのそれとの統合重心が、その人の自我の中心点とも言えはすまいか？
■そしてその重心とは知り得る限りの星や太陽や微生物やウイルスなどの重心とも、それぞれ微妙に異なった立ち位置で存在している。そして心身が静止したら近消滅する自我というものは、自らの存在の重心に重なることなく少しずつずれて、生命を転がし進めている、大事で不可欠なものとして捉えられる。
■自我がないと言われる者にさほど魅力を感じない。自我を否定するのは、れの制御に疲れ果て、辟易して纏めて否定し消滅するのが最短距離だと悟り間違えた疑似覚者の口走りを、周辺の追従者や後日の研究者が、強固に根滅を叫んだとも言えよう。過去の事情を鑑みなければそうとも言える現今の在りよう。
■今さっきまで聖人君主のようにしっかり存在していたと思ったものが、-の一瞬目を話している隙に、邪悪なものと繋がったかのように、明らかに奇妙な言動を始めることも、近々では少なくない。全体と自分の関係性を見つつ、未来への道筋からも目を離さぬためにも、健やかな自己自我は重要だと捉える。 2022.03.29 Tuesday |
