■画像は何の変哲もない安価なカミソリです。数本まとめて格安で売っているか、ビジネスホテルのアメニティなどにある使い捨てのカミソリです。私はこれをもう10年間使っています。｢これと同じ型のものを｣ではなく｢これを｣です。まだ当分使うつもりでいる。実は10年近く前にも同様のことを書きました。
■その時もやはり、今世紀になってからずっと同じ１本の使い捨てのカミソリを使い続けていると記しました。何の差しさわりもなく使えるし、切れ味も変わらない。いや切れ味で言えば、肌が弱い人などは切れすぎて血を見るようなあの最初の切れすぎ感もなく、むしろ肌に馴染んで相性もいい気がしますね。
■それを今でも使っていれば、まだ使えていますと経過報告できたのだけれど、その時旅行先で無くしてしまったのです。そこで宿先のアメニティのものを使用し、それを頂いてきたものが、今でも手元で現役だということです。なくしてしまったものに過執着はしないけれど、カミソリには御免と思いました。
■使い捨て目的で大量生産されたものたち(もちろんカミソリだけの話ではないです)でも、日本の製品はばらつきがなく優秀です。カミソリ生産会社にとっては営業妨害になるかもしれないけれど、高品質のものが大量生産大量消費され、ぞんざいに扱かわれすぐに捨てられることで回るのが当たり前の社会。
■物質社会や人間と物との関係を問題提起するようなつもりは毛頭無いです。髭の濃さ薄さ、保存の仕方や使用頻度や使い方の個人差で曖昧にできる差異ではないものがあろうかと。使い捨て商品は１回使った後すぐ用途廃棄処分するのが自明というあたり、ご時世と言う以前に贅沢で勿体ないなあとは思います。
■ものを大切にするという話でもないです。大切ら２するということは、ほかの大切にしないものもあるということになるし。ものとの接し方、付き合い方は、たぶん他者との接し方や、事件や出来事との接し方にも通じるのかもしれません。丁寧にが自然にと同じようになるのが理想です。少し未来的ですね。
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「爺ぃはケチだ」とかいう話じゃねーからなーっ!!!
身体も無駄が無くなっていくのじゃっ。ツラの皮もどんどん頭蓋骨と自己相貫に近づいていくのであーる。でも身体は衰え動かなくなるというのは、単なる思い込みもでかいのじゃっ。転生しちゃっても、エロ爺ぃで行くぞーっ!!!!
（あ、丁寧文体で書いた反動で、地が出そうに。じじいのじー／笑）
2022.02.03
Thursday
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