#204　「まろ塾 in 国立」第３回（その１）

　★2015年11月21日、国立にての「まろ塾」その３の動画と画像（その１）





　　　
　　　　　　　　　　　　　　■システィナ礼拝堂の内部

　　　
　　　　　　　　　　　　　 ■システィナ礼拝堂の内部天井

　　　
　　　　　　　　　　　■『アダムの造像』（ミケランジェロ）


★以下７点の画像はパロディ。

　　　

　　　

　　　

　　　

　　　

　　　

　　　

そして

　　　

・ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂の天井に描かれたフレスコ画で、システィーナ礼拝堂
天井画のうち、『旧約聖書』を題材として描かれた９つのエピソードの４番目にあたる作
品。1511年ごろの作品で、旧約聖書の『創世記』に記された神が、最初の人類アダムに生
命を吹き込む場面を描いている。

・『創世記』1:27に「神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造
し、男と女とに創造された」とある。
・中世の聖歌『来たり給え、創造主なる聖霊よ』の「御尊父の右手の指」という歌詞が影
響している可能性があるとも言われる。

　　　

ミケランジェロは十分な解剖学の知識を持っていた。
1990年にフランク・リン・メッシュバーガーが医学誌で指摘し、マーク・リー・アプラーが検証。

・神の後ろの人物像とその背景に描かれている布の表現が、解剖学的に正確な人間の脳に見える。
・神が描かれた部分は大脳表面の脳溝、さらに脳幹、前頭葉、頭蓋底動脈、脳下垂体、視交叉と一致する。
・アダムと神の腕はシナプスを介したニューロンの生化学的情報伝達を意味する。
・神は脳の中心である感情を司る大脳辺縁系を意味し、おそらくは人間の魂を表現している。
・伸ばされた神の右腕は、人間の脳で最も創造性に富み、重要な部位である前頭前皮質を表している。

　　　

●実際の人間の誕生を表現したとする説。
神のまわりに浮かぶ赤い布は子宮を意味しているという説がある。美術史家の中には「
子宮のマント)」 と呼ぶ者もいる。また下部に垂れ下がる緑の帯は切断されたばかりのへ
その緒であるとも。人類の創造を描いたこの作品が、実際の人間の誕生を表現していると
いう説も興味深い。母体から生まれたわけではないアダムに、へそが描かれていることの
説明にもなる。

●解剖学的な人間の脳を描いたとする説。
神→左右の脳を繋ぐ「脳梁」。
右端で逆方向へ身体を反らす天使→「小脳」。
左奥下に飛び出た天使の足→「下垂体」。
神と天使を覆う赤い布→「大脳新皮質」。
神の右側で抱かれている天使の左膝→「松果体」。
神の足下で揺らぐ布→脳全体へ血液を供給する「椎骨動脈」。
これらの一致は偶然ではなく確信犯的なメッセージではないか？

（※）最後の画像は黒澤一樹氏のブログ「スピリチュアル解体新書」より

ミケランジェロはユリウス２世の命ずるがままに旧約聖書の物語を描いたのではなく、神が人
間へと何らかのメッセージを手渡そうとしている瞬間を描いたものなのかもしれない。

2015.11.20 Friday

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