#142　まろ塾in横浜（第２回の内容…その９）

■48■「エッシャーの『反射球面と手』」

作者(エッシャー)自身の視座から３軸を反転させ、その３軸それぞれの正・反の対の死
海を同時に見る視座を考えてみる。

内と外を反転する

エッシャーの目はこの球面に映る自分自身を見ているだけではなく、球体に閉じ込めら
れた逆の曲率側からも世界を見ている。２者を連結するのは視線。

反転球体をどこに動かしてみても、２者をつなぐ中点は球の表面中心にある。この点を
中心にして２者を等距離から見る第３の視座を得、そこを開き見る。

　　　

■49■「鏡面を挟んで左右の反転を同時に見る」

　　　

■50■「鏡面を挟んで上下の反転を同時に見る」

　　　

■51■「球体鏡面に垂直に漸近していく」

・前後を反転すべく曲面に漸近するほど、垂直面は平面に近づく。
・面に接してそれ以上前進できなくなるが、イメージでさらに直進する。
・通過した面の曲率が反転して捲れ、振り返ると球状に収束して見える。

　　　

■52■「比喩としての空間曲率の反転」

　　　

■53■「比喩としての光速度反転」

ローレンツ収縮：観察者に対して、うごいているものの長さは収縮して見え、その時計（
時間）は遅れて観測される。

どんどん加速して光速に近づくと、運動量も運動エネルギーも無限に増えていく。

　　　

■54■「鏡面を挟んで前後の反転を同時に見る」

・左右は反転して見えるだけのようだが、空間曲率が反転している。

　　　

■55■「メタファーとしてのインドラの網」

「帝釈天」の宮殿にかけられた巨大な球状の網は、全体が宇宙そのものを現していると
される。その結び目には美しい水晶の宝珠が縫い込まれ、その宝珠の１つ１つがそれぞれ
他の一切の宝珠を写し込んでいる。（華厳経）

　　　

■56■「では複数の球が同時に反転したら？」

　　　

■57■「４値を導く中心の穴が点のトーラス(1)」

　　　

■58■「４値を導く中心の穴が点のトーラス(2)」

中心の１点は表裏も重なる特異点である。ここを通過する時、方向はそのままだとして
も表側の２方向、裏側の２方向に進む選択肢が存在する。

ターディオン領域…共有空間の中に複数個が存在する。
ルクシオン領域…４値論理的には反転するターディオン領域とタキオン領域の間にある界
面のルクシオン領域を反転させる。
一人の個の周囲に多数の世界があり、また１つの世界の中に多数の個が存在するという
第４の論理空間。
タキオン領域…質量が虚数になる。共有意識の中に複数世界が存在する。…平行宇宙？

2015.07.18 Saturday

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