#084　猫々ハウスからハナミズキを見る

猫々ハウスに午前の部の餌やりに来て、雑然としたままの冬モードを改めるべく、ベッ
ドと炬燵をあげて春モードに模様替えしたら、机が使えるようになったのでそこで福岡で
話すための画像を重ねてチェックした。

大変なのは画像製作ではなく、逆に老婆心的に作りすぎたものをどれだけ画像を減らし
て話をシンプルにするかということの方。分かりやすい話の流れにするのは、物語を作る
のとよく似ていて、やりがいがある。

　　　

窓の外は塩付通りというのだけれど、この通りはずーっとハナミズキの並木で、ちょう
どこの時期が満開で、実に華やいでいる。今日は久しぶりのいい天気なので、猫（特にス
ーちゃん）と一緒に「はな（みずき）見」しております。

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　　　猫・はみ出しだんご

■生か死か、正義か悪か、男か女か、光か闇か…みたいなユーラシア大陸中央から西方に
向かった人達の論理の根本にある「二元論」的な思考からは、もうそろそろはみ出しても
いい時期に来ていると思われる。「あなたは犬派？猫派？」と聞かれたら「どっちも派」
とか「イルカ派」と答えてもいいんだよね。

■簡単に言えば「犬が好き」「猫が好き」「犬も猫も好き」「犬も猫も別に好きじゃない
｣の４値で考えてもいいんだよという話。しっかりきっちりした論理体系が完成している
わけではないけれど、少なくとも２値２元でどん詰まり未来の見えない現状を自覚して、
その先に進む扉を開くことはできるわけだ。

■何より無精者にもお気楽になれるのが、答がないのも答の１つだということ。きっちり
２元２択じゃなくて、ゆるゆるの体と心で自然体に４値的に接すればＯＫということ。２
元否定ではなくそれからはみ出しているということだ。ゆるふんからあらぬものがはみ出
さない程度にすれば、２値２元も生き返る。

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　(※)成長すればはみ出していくのが自然ということ。昔の猫まんがさらしてみた(^^)。

2015.04.21 Tuesday

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