#205 奈良合宿６日目

■朝から台風11号に刺激された天候から、穴師にあるラムーコ宅も豪雨にさらされて外出
できず、玄関前の水流が石をたくさん運んできて詰まりそうになって、隣の家の人が長靴
を履いて取り除いていた。そして天井からも雨漏りが。

■台風のおかげで足止めを食らってしまい、「観音企画×あにまんだら＋φ＝Why？」と
いう爆笑公式が成り立つような絶妙な人的配置構造もあり、室内では時間感覚が分別不能
な状態のまま、様々な話が創出・展開されていった。

　　　

■φさんの微妙なずれ差異の話への乗り方、浩隆クンの冷静な顔のまま笑いのツボを増幅
させるポツリ語り、連日のホスピタリテイの疲れすら感じさせないラムーコさんの受け流
し。日本語の重ね具合の絶妙さに改めて驚かされる。

■一つ一つに言及すると限りないのでやめておくが、かなり不思議なものが次々と生み出
されていく。天理の神事を見て十草の神宝に対応させていたけれど、だんだん乗ってきて
ビジュアルイメージが言葉とともに湧き上がってくる。

　　　

　　　

■キーワードの数々。「ボルトナット神事。プ、ワラップ、アシュラップ、ナラップ、オ
ナラップ。あにまんだら兄ぃノリノリで慈悲ビーム。ままきむく、まきむく、巻いて巻い
て、剥いて剥いて、マキムク、マキムク、イェーイ…。って歌ってます。

　　　　　　♪ここは、穴師だ、穴にin！
　　　　　　♪韻を踏むんだ、陰だぜYoー！
　　　　　　♪Yoー、Yoーっ、陽だぜインーっ
　　　　　　♪胎盤アイテム、インとヨウ
　　　　　　♪陰陽和合でワラップＹＯーッ

　　　　　　♪阿修羅もラップでアシュラップ
　　　　　　♪大和で笑って和ラップ、yeahー！
　　　　　　♪奈良でラップの奈良ップ、yeihー！
　　　　　　♪ワラップ、ナラップ、アシュラップ。

　　　　　　♪泥海古記のカンブリア爆発。
　　　　　　♪一人火取りが神話を作る

　　　　　　♪自ら水から立ち上がる
　　　　　　♪ワラップ、ナラップ、アシュラップ。

　　　　　　♪あなたは汝は穴の中
　　　　　　♪あたしは私は泡の中
　　　　　　♪ボルトナット神事はこのいまナウ
　　　　　　♪ワラップ、ナラップ、アシュラップ。
　　　　　　　　　　　（以下略）

　　　

　　　

　　　

■台風の影響下の雨の中、外食の後でタイマー撮り。雨風の中も何のその、アシュラップ
やってはしゃぎます。

■「天につながる道はチープだ。」「そういう集団っていい感じの頭の悪そうなのって重
要だよね？」「ヌー汁飛ばし過ぎ。ぶっしゃーっ。」「昔の人のものの神事創造とは、こ
んなものなんだ。でも100年後には崇め奉られてしまっちゃうんだろうけれど。」…説明
不能のキーワードのメモということで。

　　　

■画像はコツコツ君。両足を乗せての振動で、仙骨の動きと振動を蝶形骨で感じることが
できるというもの。私はまだ体の声を聴くことが苦手らしい。仙骨の振動、脳内の振動、
言語中枢、シューマン共鳴とその倍音、立体クラドニパターンの結節点域。

　　　　　　♪脱法ハーブはフラッシュバック
　　　　　　♪魔力と魅力で無力の闇に
　　　　　　♪孤立の快楽逆結界。kekkou?

　　　　　　♪脱法言語は素ラップバック
　　　　　　♪祭りと密事で無理なく光る
　　　　　　♪ノリと祝詞が響きあう。wow?
　　　　　　♪　　　（以下略）

■以前はラツプはあまり好きでなかったけれど、日本語や古来からのノリと言葉重ねや読
経的な浮揚感が生み出す、日本的ラップ調を生むというか、横文字で音楽とともに最初に
やってきたものをただ真似ていた偽ワラップではなく、本当の和ラップにも一つの未来を
創出するチカラがあり、カタチを生むんだろうなあ。

■日本語は言葉重ねやリズムや駄洒落が、哲学や世界観まで無理なく内包しつつ、笑いも
外さないという素晴らしいものだということが実感的にわかってきた。ただしこれをぐん
ぐん追及していくと、普段の会話がそのままそんな感じになりそうで怖いdeath?（笑）

2014.08.09 Saturday

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