#080　アボカドのテリーヌ

■先週、有機農法の宅配野菜の中に、「こんなものまで有機農法であるんだ」と思ったものが、今週の宅配の中にも入っていた。先週は硬かったけれど、今週それを触ってみたら柔らかかった。ネットで食べ方を調べてみて、その名前が「アボカド」であって「アボガド」ではないことを知った。少し恥かしい。

■「ガ」ではなく「カ」だったんだよね。何で間違えていたのだろう？アボガドロ定数？ある物質 1 mol の中に含まれている構成要素の総数。アボガドロはイタリアのトリノ出身の物理学者・化学者。昔、シミュレーションを最初シュミレーションと間違えて覚えた時のような「あれ？」感がまだあるけれど。

■今日はアボカドをサラダにして喰おうと思った。愚妻が「昔アボカドのテリーヌ作ったことがある」と言った。「テリーヌって何？」「ほらあのー…ちくわみたいなやつ」「ち、ちくわ？」「アボカドをミルサーですり潰してから…」「ちくわにするの？」「あ、ごめん、かまぼこだ。まあ一種の煉り物かな〜」

　　　

■「かまぼこ？…?うーん、他に何を入れるんだ？」「レモン汁とー、あとつ?なぎに卵…」ちょっと待てよ、一種の煉り物って…アボカドの煉り物？アボカドネリ！映画『マトリクス』に出て来た船「ネブカドネザル�U世号」に似ているな。音だけで言えばグレタ・ガルボとか、アラン・ドネリーにも似ているか。

■もはや何が何やら分からなくなって自分で調?べた。テリーヌとは釉薬をかけたテラコッタ製の蓋付きの土鍋、もしくはその類の調理器具で、バターや豚の背脂を敷き、挽肉やすり潰したレバー、魚肉のすり身、切った野菜、香辛料などを混ぜたものを詰めてオーブンで焼いた料理。湯せんで火を通す場合もある。

■おいおい、全然単なる煉り物じゃないじゃないかよ。ひき肉や魚肉の代わりにアボカドを加えるとい?うのは、寿司のネタにしたりするから、何となく自分で?イメージできた。しかしオーブンで焼くとか一切聞いていないし、かまぼこって言ってもほぼできあがったものを?切って並べた形が似ているだけだろう。

　　　

■間違えてちくわとか言われた?らもはや別の方向にイメージ膨らみ過ぎ〜。まあ別に怒っているわけではなく、呆れているだけです。?まあ「アボカド煉り」からすぐに「ネブカドネザル�U世」?に行く自分の連想も決して誇れるものではないですが（笑?）。まあせめて笑いを共有してもらおうかと…トホホ。

2012.06.23 Saturday